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星を追う子ども
それは、"さよなら"を言うための旅
ある日、父の形見の鉱石ラジオから聴こえてきた不思議な唄。その唄を忘れられない少女アスナは、地下世界アガルタから来たという少年シュンに出会う。2人は心を通わせるも、少年は突然姿を消してしまう。「もう一度あの人に会いたい」そう願うアスナの前にシュンと瓜二つの少年シンと、妻との再会を切望しアガルタを探す教師モリサキが現れる。そこに開かれるアガルタへの扉。3人はそれぞれの想いを胸に、伝説の地へ旅に出る―。
Ⓒ Makoto Shinkai / CMMMY
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彼女と彼女の猫 - Everything Flows -
ある夏の一番暑い日、彼女と、彼女の飼い猫である“僕”の暮らしが始まった。
彼女は、通っている短大の卒業を控え、就職活動に追われる毎日を送っている。
いつも頑張っている彼女にとって、“僕”と過ごす時間は、互いにひと時の安らぎを感じられる、とても大切なものだった。
しかし、家族のことや、友達のこと、将来のこと…いろいろなことがうまくいかず、彼女は次第に傷つき、立ち止まってしまいそうになる。
それでも彼女は、背筋を伸ばし、今日も扉を開けて外の世界へと踏み出していく。そんな大好きな彼女のことを、“僕”はいつまでも見守っていたいと思っていた。
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劇場アニメーション「言の葉の庭」
『秒速5センチメートル』『星を追う子ど
も』新海誠監督劇場最新作『言の葉の庭』
“愛”よりも昔、“孤悲(こい)”のものがたり。
靴職人を目指す高校生・タ
カオは、雨の朝は決まって学校をさぼり、公
園の日本庭園で靴のスケッチを描いていた。
ある日、タカオは、ひとり缶ビールを飲む謎
めいた年上の女性・ユキノと出会う。ふたり
は約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねる
ようになり、次第に心を通わせていく。居場
所を見失ってしまったというユキノに、彼女
がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと
願うタカオ。六月の空のように物憂げに揺れ
動く、互いの思いをよそに梅雨は明けようと
していた。
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秒速5センチメートル
小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠
野貴樹と篠原明里。
二人だけの間に存在していた特別な想いをよ
そに、時だけが過ぎていった。
そんなある日、大雪の降るなかついに貴樹は
明里に会いに行く…。
三本の連作アニメーション作品。
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ほしのこえ
2046年の夏、中学三年生のミカコは国連宇宙軍のメンバーに選抜され、異星人との戦いに地球を離れる。宇宙船リシテア号が遠ざかるにつれ、つきあっていたノボルとの携帯メールは往復の間隔を大きくしていく。心をつなぐ言葉は、永遠に届かぬものになってしまうのだろうか……。
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雲のむこう、約束の場所
南北に分断された日本。北海道に建設された謎の「塔」まで飛ぼうと約束したヒロキとタ
クヤ。それから三年後、ヒロキたちは憧れていた少女・サユリが眠り続けていることを知る。
彼女を救おうと決意した二人は、思いもかけず「塔」とこの世界の秘密に近づいていく…。
はたして、彼らは約束の場所に立つことができるのか!?
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CGアニメ市チャンネル
国内のハイエンドの個人制作CGアニメ作家・作品を集めたチャンネルです。作家達の制作活動を支援するために、作品を、都度課金・カンパ
課金(*)で
配信し、少しでも制作費を回収する目的で設立されました。
(*)カンパ課金:作品自体は無料で見てもらい、気に入ったら、投げ銭(カンパ)してもらう仕組み。
現在CGアニメ作家達は、ニコニコ動画など、インターネットを通じて、自分の作品を発信し、多くの方々に見てもらうことができます。
しかしながら、作品を無料で公開していても、収入を得られない以上、生活できません。遅かれ早かれ、制作活動をあきらめてしまいます。
もっとも、作品を無料で公開したり、コンテスト等で受賞することで、知名度を上げ、仕事を得、プロになっていく…そういった方は、たく
さんいます
。でも、そうやってプロになっても、制作するのは、依頼された内容であって、自分の作品を作る訳ではありません。結局、“作家として自分
の制作活動
をあきらめてしまう”という点では、同じなのです。
多くのクリエイター達は、“自分で、自分の作品を作り、それで食っていけるようになる”ことを、熱望しています。しかし、そんなことが
できる作家
は、今、日本に数えるほどしかいません。
それは、作品を発表して、その制作費を回収する場が無いからです。
実は、5年以上前だったら、そういう場もありました。DVDです。
実際、新海誠さんや、吉浦康裕さん達は、自分の作品をオリジナルDVDとして販売し、制作費を回収してきました。だから、次々と、作品を発
表できた
のです。
しかし、その後DVDという市場が急速に縮小し、もはやDVDを販売して回収するということは、不可能になってしまいました。
そこで彼らも、最近は、劇場(映画館)の方にシフトしています。でも、劇場アニメの場合、制作費等も大きくなることから、相当の実績を
持った作家
にしか、チャンスは与えられません。若いクリエイターが、簡単に参加できる場ではないのです。
つまり、今、日本では、“若いCGアニメ作家が育っていく場がない”と言えます。これは大問題です。
そこで、CGアニメ作家達から、“インターネット上に、手軽に作品を発表し、それを課金することで、制作費を回収する仕組みを作って欲し
い”と頼ま
れました。その願いを実現したのが、この「CGアニメ市ちゃんねる」です。
具体的には、各参加クリエイターが、自由に自分の作品を、このチャンネル掲載します。都度課金の金額も自由に設定できます。また、都度
課金以外に
、カンパ課金を設けることによって、“多くの人に見てもらう”ということと、“制作費の一部を回収する”ということが両立できるようにし
ました。
でも、疑問もあります。
“インターネット上に、無料の動画が溢れている中で、わざわざお金を出して、作家達の作品を見る人がいるのだろうか?”
確かに、その通りだと思います。
ただ、
“どんなに苦労して作った作品でも、すばらしい作品でも、その制作費は得られない”
“ネット上でも、音楽はお金を払って購入するのに、映像作品には払わない。”
“優れた才能を持った作家でも、制作活動を続けていくことができない。”
これが、正しい状況なのでしょうか?
間違っていることに対して、「それは違うだろ!」と、作家達が発言することが、この現状を変えていく第一歩だと考えています。
そして、具体的なアクションとして、この「CGアニメ市ちゃんねる」を立ち上げた訳です。
もちろん、このチャンネルを立ち上げただけで、すぐに作家達が食っていけるようになるとは、まったく思っていません。でも、10年前と現
在の状況は
まったく違います。ですから、10年後でも、現在と状況は変わらないとは言えないのではないでしょうか。
10年後、若いクリエイター達に対して、“才能があり、努力をすれば、自分の作品を作って、食っていける方法はある”と言えるようになり
たいと考え
ています。“優れたCGアニメ作品には、対価を払うべきだ”というのが、常識の世界にしたいと考えています。
そのために、この「CGアニメ市ちゃんねる」をきっかけとして、今後も様々なアクションを、一歩ずつ行っていきます。
皆さんのご賛同、ご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。