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戦 -IKUSA-
武侠どもの戦
男たちが、命をかける 「縄張り」という名の居場所探し。
若きカリスマ=御堂一沙、覚醒。歩き始めるは修羅の道…
豪華キャストで描く任侠エンターテイメントの誕生!!
これが極道映画のネクストステージ!!
御堂一沙(いっさ)。無気力で覇気のないフリーター。恋人の凛に別れを告げられて「死にたい」 と思った。
死ぬ前に何かを残したいと思った一沙は、あるアイディア商品を自己開発する。レトルトカレーを湯せんで暖めたあと、手で触らずに搾りだせるアイテム「しぼる君」。これが100円ショップを中心に大ヒットする。だが、その100円ショップは東北7国を束ねる「七力会」の企業舎弟だった。
ワンアイディアで巨額を稼ぎ出した人間を、シノギに考えないヤクザはいない。
一沙は、ほどなくして、七力会に呼び出されることになる…
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戦 -IKUSA- 第弐戦 二本松の虎
見つかった、俺の「死に場所」
ここは、荒ぶる猛者たちの戦場。侍たちは、力を欲し、地図を塗りかえる。
若きカリスマ=御堂一沙、その本当の祭が始まる…
豪華キャストで描く、大ヒット任侠エンターテイメント待望の続編完成!!
若きカリスマ・御堂一沙(高野八誠)。彼が作ったアニメが、東北七国の頂点・七力安に見込まれ、続編製作の命を受けた七力会の面々は、躍起になって一沙の行方を追っていた。
その頃、二本松で事務所を旗揚げした旧黒石組の山科龍真(小沢和義)の誘いを受けて、二本松へ向かっていた一沙。しかし、七力の手の者が自分を追っている事を知り、龍真たちに迷惑をかけたくない一沙は、ある看板屋に雇ってもらい住み込みで働いていた。
そんな折、陸奥の山科龍源が七力会に反旗を翻し、東北は真っ二つに割れる大戦を迎えようとしていた。
そこに、長い刑期を終えて出所してくる男がいた-速水寅男(津田寛治)。かつて鶴岡(本宮泰風)と共に、二本松虎鶴会を立ち上げた男。
東北は、一沙と、この寅男を中心にまわり始める……
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