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  • 篠塚恭一:車いす対応の座席予約──【介護旅行】安全で快適な旅のために(5)

    介護旅行をすすめていく上で困っていることがあります。それは、旅行者の変化にそった新しい時代のサービスインフラが追い付いていないところです。 例えば介護保険制度と同じ年にできた交通バリアフリー法は、この15年間で何度か改正され、その成果として駅や空港ターミナル等のバリアフリー化は格段に進みました。公共交通機関は、障がいを持つ人やお年寄り、さらにはベビーカーを使う人や大きな荷物を抱えた旅行者に優しいサービスを提供するものという意思表示だと思います。

    2018-11-25

  • 篠塚恭一:感謝の言葉に励まされ──【介護旅行】安全で快適な旅のために(4)

    先日、旅行から戻ったばかりのお客様が亡くなったとご家族から連絡がありました。旅先でトラベルヘルパーが撮った写真を遺影に使いたいから送ってほしいという内容でした。 最期の旅は、孫の結婚式へ参列することでした。遠い故郷の施設にいる祖父を招きたいと新郎新婦が計画したものです。90歳を越える高齢でしたから周囲も心配して、もしも行けない時にがっかりさせたくないので、本人には出発間際まで内緒で旅の準備をしました。 住まいのある九州から東京まではご家族が世話をして、トラベルヘルパーは羽田空港で出迎えるところからバトンタッチ、サービスに入りました。以前は、出発地からスタッフをつけなければならなかったのですが、今は航空会社のサービスが行き届き、必要なところだけ介助に入るというスポットサービスが提供できるようになっています。 孫との再会を果たした本人は大喜びで無事式にも参列でき元気に帰郷したと聞いていたので突然の訃報に驚きました。 トラベルヘルパーは不自由な身体を補い、その方の意志を遂げることが役割です。もとより死期が迫る方の旅の手伝いが介護旅行ですから、これも仕方のないことですが、トラベルヘルパー...

    2018-10-10

  • 田中良紹:TAGで国民を騙し奴隷の道を突き進む安倍政権

    奴隷と聞くと鎖につながれ鞭打たれて肉体労働を強いられるイメージがあるが、実際にはそれは一部のケースであり、高度な専門職に就き尊敬を集めた奴隷も多い。古代ローマ帝国では教師や医師、会計士にはギリシア人奴隷が充てられ、行政組織も下級官吏は奴隷であった。 教育を受けた奴隷は高値で売れるため奴隷に教育を受けさせ利益を得ていたローマ人もいる。また家庭教師は家族と同じ扱いを受け、子供に体罰を加えることも許された。貴族の子供と奴隷の子供が一緒に教育を受け一緒に育てられたケースもある。 だが過酷な状況に置かれていなくとも奴隷は奴隷であるから自己決定権はない。ご主人様の命令通りに動くしかなく、自分の人生を自分で決めることは出来ない。つまり奴隷であるかないかは自分の生き方を自分で決められるかどうかにある。だから奴隷は解放される日を夢見て一心不乱にご主人様に尽くすのである。 27日に行われた日米首脳会談のニュースを見たら、事前から予想した通りトランプ様の言いなりにさせられた安倍総理の姿があった。その安倍総理が会談後の記者会見で最も強調したのは「TAGはFTAではない」である。これは国民に対する「騙し」である...

    2018-10-05

  • 田中良紹:民主主義の仮面をはぎ取った第196通常国会

    1月22日に召集された第196通常国会が明日幕を閉じる。安倍総理によって「働き方改革国会」と名付けられたこの国会は、スタート直後に裁量労働制を巡る厚生労働省の調査データに誤りのあることが発覚し、「裁量労働制の方が労働時間は短くなるデータがある」と答弁した総理が答弁を撤回して謝罪するという波乱の幕開けとなった。  行政府が嘘のデータに基づく法案を立法府に提出しようとしていたのだから事は重大である。政府は「働き方改革関連法案」から裁量労働制の対象拡大を削除せざるを得なくなった。それだけでも「働き方改革」を通常国会の目玉にした安倍政権の失態は明らかで、野党に「並の力」があれば政権を追い詰める突破口になる話だった。

    2018-07-24

  • 田中良紹:金正恩にすがるしかないトランプとアベの国内事情

    金正恩にすがるしかないトランプとアベの国内事情  史上初の米朝首脳会談に世界の目が釘付けになった2日後、トランプ大統領は72歳の誕生日を迎えたが、その日にニューヨーク州司法長官はトランプ大統領と3人の子供、そしてトランプ財団をニューヨーク州高等裁判所に提訴した。 提訴の内容は、慈善団体であるトランプ財団に寄付された資金をトランプ一族が2016年の大統領選挙や自己目的の取引に利用する「広範で継続的な違法行為」があったとするもので、司法長官は財団の解散と280万ドル(約3億円)の罰金を求めた。 翌15日にはトランプ大統領のロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官が、ポール・マナフォート元選挙対策本部長を追起訴したことで、マナフォート氏は逮捕され収監されることになった。

    2018-06-19

  • 田中良紹:目の前にある「日本は三度目の敗戦を迎える」という憂鬱

    日本時間の23日未明に行われた米国のトランプ大統領と韓国の文在寅大統領の共同会見でトランプ大統領は6月12日にシンガポールで行われる予定の米朝首脳会談を延期するかもしれないと発言した。 メディアはトランプが硬化したとみて文在寅大統領の「仲介外交のもろさ」を強調したが、私が会見の生中継を見た限りでは、北朝鮮が「会談の中止もありうる」と揺さぶりをかけてきたことに対応し、「中止」ではなく「延期」を言っただけだから、史上初の米朝首脳会談を実現させたがっているのは変わらない。 前日にホワイトハウスはトランプと金正恩の横顔が向き合うデザインの記念硬貨を発表した。金正恩の肩書は「最高指導者」であり、二人の顔の上部には「平和会談」、下部には「2018年」の文字が記されている。会談は間違いなく行われる。

    2018-05-29

  • 篠塚恭一:90歳の姑の温泉旅行 認知症でも家族の支えあれば──【介護旅行】安全で快適な旅のために(3)

    2000年に始まった介護保険制度、その5年程前から福祉分野の旅行が忙しくなった。福祉先進国と言われた欧米諸国への視察が数多く企画され、私はエスコートとして、行政や医療、福祉分野の方と一緒に事例を求めて旅をしていた。  当時は設備や器具などのハード、人材研修などのソフト、本人の暮らし方を助けるサービスデザインの考え方など、いくつかの点で大きな違いがあった。私は素人だったが、こうした違いを生む理由に障がいを持つ人や高齢者自身の意識の差があると感じた。正確に言えば、当事者の生きる力を引き出そうとする環境の差が大きいと思った。

    2018-04-29

  • 「女性学」のパイオニアたち── 著者インタビュー『ジェンダー研究を継承する』佐藤文香

    ジェンダー研究のパイオニア21人のリアルなライフストーリー!

    2018-03-14

  • 田中良紹:米朝は「朝鮮戦争」を終わらせることが出来るか

    米朝首脳会談が実現する見通しになった。この会談が実現すれば1950年6月に始まった朝鮮戦争の敵国同士が初のトップ会談を行うことになる。私は2月に「平昌オリンピックは歴史の転換点になるか」とブログに書いたが、まさに平昌オリンピックは歴史の転換をもたらそうとしている。  また三代にわたって北朝鮮を支配してきた金一族の中で初めて韓国に足を踏み入れた金与正氏を見て「独裁者の妹は核戦力級のソフト・パワーになるか?」というブログも書いた。彼女は米朝首脳会談の実現に向け必ず重要な働きをすると私は見ている。  ただ会談への道筋は平坦でない。これから紆余曲折が始まる。私の見るところここまでは金正恩北朝鮮労働党委員長のシナリオ通りに進んでいる。しかしここからは米国政府のシナリオとの切磋琢磨が始まる。

    2018-03-12

  • 田中良紹:米国の核が日本を狙う可能性を考えない愚かさ

    トランプ政権が「核戦略の見直し(NPR)」を発表した。米国は核爆弾を小型化することで通常兵器やサイバー攻撃に対しても核兵器を使用する方針である。これに対し河野外務大臣は「同盟国への抑止力拡大を明確にした」として「高く評価する」と述べた。  核兵器の小型化は日本を守ってくれると判断した発言である。しかし米国が核戦力を見直すのはあくまでも自国の安全を第一に考えた結果であり、「同盟国を守るため」というのは「付け足し」に過ぎない。  「同盟国を守る」ために核兵器を使うことが自国の安全に寄与するなら「同盟国は守られる」が、逆にそれが自国の安全を危うくするなら「同盟国は切り捨て」られる。「同盟」とは自国の利益を守るための協力関係であり、同盟国と運命を共にすることではない。

    2018-02-05

  • 篠塚恭一:欧米で生きる当事者の力学ぶ──【介護旅行】安全で快適な旅のために(2)

    2000年に始まった介護保険制度、その5年程前から福祉分野の旅行が忙しくなった。福祉先進国と言われた欧米諸国への視察が数多く企画され、私はエスコートとして、行政や医療、福祉分野の方と一緒に事例を求めて旅をしていた。  当時は設備や器具などのハード、人材研修などのソフト、本人の暮らし方を助けるサービスデザインの考え方など、いくつかの点で大きな違いがあった。私は素人だったが、こうした違いを生む理由に障がいを持つ人や高齢者自身の意識の差があると感じた。正確に言えば、当事者の生きる力を引き出そうとする環境の差が大きいと思った。

    2018-02-04

  • 田中良紹:2018年はトランプの喧嘩ツイートから始まった

    新年早々の米国トランプ大統領はありとあらゆる敵対者に対しツイッターで喧嘩を仕掛けた。まさしく喧嘩ツイートの事始めである。 まず大晦日にツイートした「新年メッセージ」は、「私と闘って敗れどうしていいか分からいでいる敵にも新年おめでとう、LOVE!」というものだった。嫌味満載な「新年おめでとう」でトランプの2018年は幕を明けた。 そして元旦最初のツイートはパキスタンとの喧嘩である。「米国は過去15年、愚かにもパキスタンに330億ドル(3兆7千億円)以上の援助を行ってきたが、彼らは我が国の指導者を馬鹿にして嘘と偽りだけを返してきた。パキスタンは我々がアフガニスタンで追いかけたテロリストを匿ってきた。それももうおしまいだ!」と書いてパキスタンへの援助停止をちらつかせた。 これに対しパキスタン政府は「理解不能」と全面的に反論し、テロとの戦いで6万2000人以上の人命と1230億ドル(13兆8千億円)の代償を支払ってきたと主張している。そして「何もかもを金銭的な価値の陰に押しやっている」とトランプ大統領のツイートを批判した。

    2018-01-06

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2010/10/04 開設 105動画