aomさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
皆さマッサマン、ちゃす
土田玲央です
では
今週もいきましょう
「好きなカレー〜華麗なる高みへ編〜」
前回のあらすじ
土田玲央は昔食べたようなドロっとしたカレーを求めていた
しかし手間暇かけようが手抜きをしようが
何のリアクションもしなくなった子ども達に
あきこ(母)自身も何も感じなくなっていた
そんな時、
中学校に上がった玲央少年が切り出す
「…ねぇ、もっとドロっとしたカレーが良いんだけど何でうちのカレーってチョロチョロなの」
母「文句があるなら自分で作れ」
「!!」
今、玲央少年のカレー作りが始まろうとしていた
37話『飴色の玉の葱の炒め』
その日は金曜日、だったと思う
部活は休みで
早く学校から帰って来れた
家には材料がある
玉ねぎ、にんじん、豚バラスライス
カレー粉
これだけあれば問題ない
いざ!!
最初に玉ねぎを切る
母の見様見真似だけれど問題ないはず
半分切った
結構量あるな
こんなもんか
???「玉ねぎは火通すと縮むよ」
!?
あんたは、、ばーさん
祖母「カレー作るんだってね、包丁で手切らないようにね」
うちのばーさんは
かなりお喋りで世話焼きである
そんな俺も小さい頃は
超おばぁちゃん子だった
けれど
中学生にもなれば
そのお節介も鬱陶しくて仕方ない。
しかし
ここは、先人の知恵を借りとくべきだろう
と思い
「………どんくらい入れるのが正解なん」
祖母「玉ねぎはねぇ」
ベラベラと喋るばーさんは鬱陶しかった
でも、しっかりと教えてもらった
野菜を切り終え
玉ねぎを炒める
祖母「そのくらいで良いんでないかい?」
「……まって、もう少し炒める」
そう、玲央少年はカレーには詳しくない
けれど
その言葉だけは知っていた
『飴色玉ねぎ』
テレビ
「〜アメ色玉ねぎの香り〜」
「〜玉ねぎを、飴色になるまで炒めます〜」
なんかよくわからんけど
玉ねぎは炒め続けると飴色というのに変化するらしい
なので玲央少年はその知識だけを頼りに
玉ねぎを炒め続けた
その結果
「…なんかちょっと焦げたぽいけどいいや…」
焦げ色玉ねぎが出来た
でも、玉ねぎの量も半分以上に減っている
火を通すと縮むというのは
本当だったんだね
そこに豚バラ肉
ドーン
にんじんぽーい
少し炒めて
水を入れた
あとは沸騰するまで
待つ
沸騰した
そこにカレー粉をポーン
ばーさん「カレー粉は火を止めて入れるのがコツだよ余熱でね」
「はいはい」
ばーさん「一回に全部入れないで」
「わかったから!もう1人で出来るからいいよ」
ばーさん「…そうですか」
ばーさん離脱
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52コール目更新ありがとうございマッサマンです。
マッサマンカレー詳しく知らなかったので調べてみたら世界で1番美味しい甘めなカレーだそうですね!世界1美味しいってどんな味でしょう…食べてみたいです。
華麗なる高みへ登っていく玲央少年の「道筋はわからんけど目指しているものはあるからわかるところから突き進む」感じがまさに少年漫画の主人公のような意志を感じて胸が熱くなりました。挑戦を知って助言をしてくれるおばあさまはさながらRPGのNPCのようですね。飴色になるまで炒めるって結構根気がいると思うのですが、美味しいカレーが食べたくて炒め続ける根気強さからお料理上手の片鱗を感じられて素敵です。
カレー粉のくだりで、私が初めてカレーを作ったときにルーを入れたあと「火止めてって書いてあるけど沸騰より強いもんないやろ!まだ固いかもしれんし沸騰させとこ〜」とグツボコやり続けていたらルーが全然溶けなくて?????となった記憶が蘇りました(注意書きより己の直感を信じてしまうので料理はからっきしです)。
初めてのカレーは納得のいく出来ではなかったようですが_(┐「ε:)_経験を重ねた玲央成人のカレーへのこだわりや好きなカレーもまた今度教えてくださいね。好きなカレーリターンズ、今から楽しみです!
次回のコールですが、次回更新でコラム1周年ですね。「この1年で変わったこと」などありましたら教えてください。
次回のコラムも楽しみにしています。
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