この後にくる猛暑の兆しのあった2018714日、渋谷で2つのイベントが行われました。

 

1) 大江千里ニューアルバム発売記念予約イベント@HMV渋谷

2) 渋谷のサタデーナイト2時間生放送 大江千里@渋谷のラジオ

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2) 
のラジオは、アプリで聞くことのできた方もいらっしゃったかと思うので、クローズドで行われたイベントの一部をほぼベタ起こししてみました。途中、聞き取れなかった部分が3ヶ所ありました。▲▲▲で表してありますので、当日、現場で聞き取れた方がいらっしゃったら、ぜひコメント欄に書き込んでくださいね。では、いきますよー。お楽しみくださいね! 

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今日は『Boys & Girls』の中から3曲、弾きたいと思います。まずはこの曲から。 

 
  
10 people, 10 colors


みなさんもご存知かもしれませんが、僕は事務所もレーベルもデビュー以来ずっとエピックソニー、ソニーミュージックアーティストだったんですけれども、11年前にアメリカに行きました。アメリカで7年前にPNDレコーズを立ち上げ経営に携わり、ぴーちゃん(愛犬のダックスフント)と二人、仲良くアメリカでジャズをやっております。今回お世話になるSMDR(ソニーミュージックダイレクト)さんの面々とは本当に縁があるなって思ったんだけれども、オールナイトニッポンとか「格好悪いふられ方」『スラッピージョー』を出していた時とか『1234』とか作っていた時に現場に一緒にいたメンバーが集まっているセクションだったんです。

そういう意味じゃ満を辞してというか、こうやろうと思って向かったわけじゃないのに、「35周年ですよ、千里さん」っていう誰かの一言があって。35って言ったって、ポップのシンガーソングライターとしての活躍はしていないわけだし、ちょっと恥ずかぴーなっていう気持ちもありつつ、でもジャズアーティストとしての歴史も含めて、僕の人生の中でプロのミージシャンとして自覚を持って過ごした35年、いろんなことがあって、みんなに心配してもらったり応援してもらったりして、今日ここに立てているのだと思います。その感謝の気持ちを込めてこの『Boys & Girls』は作りました。

ノスタルジーに振り返って懐かしいやつをもう一回、昔のファンに作ろうということでは全くなく、一人一人が出会う新しい曲として届けるぞと。今、僕がジャズのフィールドに立っているからこそ、ポップジャズをやっているわけではなく、ジャズミュージシャンとして、大江千里という人の書いたポップチューンをモチーフにして新たにスタンダードジャズをやっちゃうぞ、そうなればいいなって、全身全霊を込めてソロで作ったアルバムです。