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【踊る<インド>哲学者の思考遊戯(5)】「使い捨てられる? 若手・中堅研究者たち」
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【踊る<インド>哲学者の思考遊戯(5)】「使い捨てられる? 若手・中堅研究者たち」

2013-04-30 00:00
    【三浦宏文 みうら・ひろふみ】長崎市生まれ。東洋大学文学部印度哲学科卒業。同大学院文学研究科仏教学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。東洋大学東洋学研究所研究員を経て、現在、桜美林大学オープンカレッジ講師、実践女子短期大学講師、神奈川県立衛生看護専門学校講師。その他、複数の予備校や高校でも講師を務める。専攻分野はインド哲学だが、教育問題や映画、テレビドラマやアニメーション等も考察の範囲に置く。著書に『インド実在論思想の研究-プラシャスタパーダの体系』ノンブル社、『絶対弱者-孤立する若者たち-』長崎出版(渋井哲也との共著)がある。

    COEという短期プロジェクト

     私が予備校講師になった前後に、大学院重点化による院生の大量生産とCOEと称する短期の資金を利用した暫定的研究機関が乱立した。COEとは、文部科学省の外郭団体である日本学術振興会の特別推進研究のことで、期間は3〜5年程度で1つの研究課題
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