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【東日本大震災】「命と向き合っていかなければならない」原発事故後も診療を続けた高橋さんが亡くなる
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【東日本大震災】「命と向き合っていかなければならない」原発事故後も診療を続けた高橋さんが亡くなる

2013-01-28 00:00

     東京電力・福島第一原発から約25キロ地点にある南相馬市原町区の「原町中央産婦人科医院」院長で、医療法人誠愛会理事長の高橋亨平さん(享年74)が1月22日に亡くなりました。震災直後に、医師不足になった南相馬市に残り、産婦人科医療を支えたり、市民による除染を主導するなど、地域のリーダー的な存在となっていた。

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    (亡くなった高橋さん、11年10月22日)

     震災後、一時、南相馬市から抜けたが、すぐに戻り、産婦人科医療を支えた。しかし、5月に直腸がんであることがわかった。肺や肝臓に転移し、「余命半年」を宣告されていたが、入院する直前の12年12月7日まで診療を続けていた。

     高橋さんは5月14日、病院のホームページに支援者へのお礼を掲載した。職員が4人避難していなかったことや、分娩できる医療機関はまさに、原町中央産婦人科医院だけになっていた。しかも産まれた子どもも1人しかいない状態だった。そのこと

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