操り人形は糸で人を操るが、既に現代の科学は電気で人を操ることができるレベルまで達しているという。

 脳内に電磁波の出る器具を埋め込み、電気で人を操作する。勝手に体を動かすわけだが、動かし方が巧妙で「動かしたい」と思わせることで動かす。

 つまり、「自発的に動かさせる」というわけだ。

 「何かをやりたい」「何かをしたい」「これをすれば嬉しい」「こういうことはしたくない」全てが自分の感情で行っていると思っているが実際のところそれもどうかは疑わしい。

 さらには器具の埋め込み以外でも操作は可能なレベルまで達しているのでは、という見方さえできるのだ。