~第6章~ 誤算
CPLワールドツアーに参加するための試金石となるであろう日本で初の大会、
「Painkiller Japan Championship(PJC)」に向けSIGUMAは日々オンラインで練習を重ねる日々であった。
世界大会の種目に選ばれたにも関わらず発売されて間もないこととマイナータイトルであることも相まって、日本のPainKillerコミュニティは非常に小さくHALOでの練習で味わったときよりもさらに限られたプレイヤー内でのトレーニングを続ける状態となっていたが、それでも国内の対戦においては勝利を重ね大会に向けて手応えを持つようになってきていた。
トーナメントが開催されるCPL Winter日本予選では予選などの大会だけでなく会場内で「LANパーティ」が開催されることになっていた。