こんにちは田渕です。
1980年代は”サイバーパンク”というジャンルを決定付けたエポック的な作品が多数公開されましたね!
『エイリアン』(Alien)1979年公開
『ブレードランナー』(Blade Runner)1982年公開
『デューン/砂の惑星』(Dune)1984年公開
日本では、
『風の谷のナウシカ』1984年公開
『天空の城ラピュタ』1986年公開
本日は続編の公開が決定した『ブレードランナー』についてお話したいと思います。
『ブレードランナー』(原題:Blade Runner)は、1982年公開のアメリカ映画で、フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』が原作の作品です。当時、「ブレラン症候群」という言葉が生まれるほどコアなファンが存在する作品になっています。
私もその一人で、登場するメカ「ポリススピナー」をフルスクラッチするほどです。
また、”レプリカント”というアンドロイドを示す言葉を世に広げたのもこの作品です。
但し、両者の本質は異なるもので、アンドロイドは人型の自動機械でロボット以上の知能を持つもので、レプリカントは培養された皮膚や肉体から構成され、自律的に思考する能力を持ち超人的な体力を持つ、遺伝子操作技術により作られた有機体によって構成された生命体なので、アンドロイドとは別種です。
どのような続編になるのか今から楽しみですが、イメージボードを見る限りは前作のままで、安堵しました。
製作総指揮に回った”リドリー・スコット”監督に代わり、「プリズナーズ」や「ボーダーライン」などで独特の映像美を発揮してきた、カナダの”ドゥニ・ビルヌーブ”監督。
公開当時にカナダ・ケベック州の小さな町でオリジナル版を見て、映画監督を志すようになったといい、「『ブレードランナー』は断トツで史上最高の傑作。SFとフィルムノワールを融合させたリドリー・スコット監督は天才だ」と熱い思いを吐露。タイトル未定の続編は、「1作目の延長線上にあり、数十年後の世界の話なんだ」と語っています。
キャストには、前作の主人公リック・デッカード役で”ハリソン・フォード”がカムバックします。
こちらは17年ほど前に依頼製作した”ポリススピナー”。懐かしい過去作品です。
フィギュアも含めてフルスクラッチしています。
車体の殆どはプラ板で、後部の曲面部分はレジン製です。因みに前輪収納部の半円形はガシャポンのカプセルです!
依頼主の写真の方が良く撮れています。
2014年に、「第00回アーメジングモデルエキスポ2014」プレ開催の模型コンテストで大賞をいただきました。
本日は自慢話になってしまいましたが、この作品は映画界のみならず日本のアニメなどにも大きく影響を与えたと思います。