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スカープが追求するスチームパンク(その6)
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スカープが追求するスチームパンク(その6)

2016-12-09 10:50
    こんにちは田渕です。

    ”スチームパンク”については”サイバーパンク”からの派生だということで、過去の映画を中心に見て来ましたが、最後に簡単に”スチームパンク”の概要をまとめてみました。
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    1980年前後が起源で、1980年代を中心に1990年代初めごろまで特に海外で人気が出始め、SFの中の一つのサブジャンルとして定着し、現在に至ると思われます。

    イギリスのヴィクトリア朝やエドワード朝の雰囲気がベースとなり、蒸気機関が広く使われている設定の世界観です。
    イギリス以外での国で重なる時代、アメリカならば西部開拓時代、日本なら明治時代~大正時代頃が代表的世界観になります。

    そのような世界観の中に「SFやファンタジー」の要素を取り入れ、当時の人々が思い描いていたであろうレトロフューチャーな時代錯誤的テクノロジーや、未来的技術革新を登場させてヴィクトリア朝のファッション、文化、建築物を描くと”スチームパンク”な世界が出来上がります。

    テクノロジーとしては、語源でもある蒸気機関、架空の機械、飛行船、丸みのあるデザインのアナログコンピュータなども使えます。更に”架空”を前提にしているので機械としての考証事は必要有りません。
    以上の条件を踏まえていれば、誰でも”スチームパンク”な作品を創作出来ると思います。

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    ”フリーダム”な世界観で、ファッションからインテリアまで幅広く創作できる”スチームパンク”なのですが、世間的(特に日本では)にはまだまだ認知されていません。
    しかし今後、ファン方々の活動次第では大きな市場になり得るかもしれません。もちろん私たち「Skarb」もそのうちの1チームです。
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