サッカー日本代表がベルギーに決勝トーナメントで勝つ方法1
サッカー日本代表は「最強若手フィジカル堅守速攻赤い悪魔軍団」 ベルギー代表に勝てるのか
ベルギー代表は、予選で敗退しドイツおよび南アフリカW杯には出場できなかった。
今回のブラジルW杯予選では、クロアチア、セルビアと同組になりながら8勝2分けの無敗でグループ1位となり、出場を決めた。
世代交代が成功し、若手の台頭でFIFAランキング5位と確かな戦力を誇っている。
メンバーも攻撃陣にアザール、メルテンス、デ・ブルイネ、中盤にフェライニ、ドフール、ディフェンス陣んいヴェルメーレン、アルデルヴァイレルト、コンパニなどと揃っている。
185センチを超える選手も多く、フィジカルでは到底かなわないだろう。
もし決勝トーナメントで対戦すれば速攻堅守の巨人たちに日本代表がどのような戦いをくりひろげるか、楽しみだ。
親善試合とはまったく違ったものになるだろう。
ちなみにベルギー代表はW杯予選では、10試合で8勝2分け18得点4失点と堅実な守りが特徴だ。日本代表は14試合、8勝3分け3敗、30得点8失点だ。
実力が上回る、堅守速攻型の攻略方法はあるのか。
敵に勝つためには何をする必要があるのか。
中国の兵法の書、孫子には「敵を知り、己を知らば、百戦危うからず」と書かれている。
韓国代表をベスト4、オーストラリア代表を32年ぶりのワールド杯出場、グループリーグを突破しイタリアにあわやというところまで迫ったのは名将ヒディングだが、この言葉がぴったりと当てはまる。
当たり前の話だが、敵を知ること、自分を知ることではじめて勝つための戦略を練ることができる。
ヒディング監督は、ドイツワールド杯オーストラリア戦での日本の戦略についてこう語っている。
「オーストラリアを相手にするならば、ブリティッシュ・スタイルの強力な3人シフトのディフェンスに対して2人のストライカーを持ってくるなんてことはしちゃダメなんだ。
なぜなら、相手は強いんだから。
そうだな・・・・、私だったらストライカーを1人にしてサイドから攻めるだろう。
右から左から攻めるだろうね。ブリティッシュ・スタイル―オーストラリアチームのスタイルはブリティッシュ・スタイルだったから、そういうディフェンス相手に力で真っ向から攻めるのは相手の思う壷ってことになる。
ところが、そういうチームは左右に振られると、コーナーからコーナーへと走らされると、ダメなんだ。
苦手なんだよ。
だから、相手の強いところ、弱いところを把握して、それに応じて方針を考えないといけなかったんだ。
私たちはストライカーが2人で攻めてきたことに、喜んでいたんだよ。
あの試合、日本は2人のストライカーの布陣だっただろう?それを見たときは、やったぜ!って感じだったね」
インタビュアーは述懐する。
機動性に優れ、日本人選手のなかでは決定力のある高原が1トップで大柄な自分たちをかき回す―これがヒディングにとっては悪夢のシナリオだったはずだ。
自分たちの力を出し切れば勝てると思うジーコ監督と勝つためにあらゆる手段を模索し対策するヒディング監督、両者の差がドイツW杯での結果につながったのかも知れない。
サッカー日本代表が勝つためには敵チームを知る必要があるだろう。
最強若手フィジカル堅守速攻赤い悪魔軍団、ベルギーは、過去のあるチームに似ている。
どのチームと似ているのか特徴を書いていく。
まず、現ベルギー代表選手の平均年齢は約24歳と若手中心のメンバー構成だ。
その中心は北京オリンピックで活躍しベスト4進出に貢献した選手たちだ。
オリンピックでの活躍の後、多くの若手選手は国内リーグから海外リーグに移籍した。
若いころから、国際経験豊富な選手たちは、今ではプレミアリーグに10名を超える数になっている。
ベルギー代表メンバーの移籍金合計額は世界3位とのデータもあるほどにまでなった。1位はブラジル、2位はポルトガルだそうだ。
オリンピックで活躍したメンバーが6年後のW杯でピークを迎えることになる。
そう、あのチームとよく似た状況なのだ。
2に続く
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著者プロフィール
1976年神戸市生まれ 明治大学農学部卒業後、2009年にチャンスメディア株式会社設立。
代表取締役社長に就任。
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