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サッカー日本代表が楽勝で勝てる理由 移動距離・開始時間・試合順
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サッカー日本代表が楽勝で勝てる理由 移動距離・開始時間・試合順

2014-05-13 20:23
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サッカー日本代表が楽勝で勝てる理由 移動距離・開始時間・試合順

 

ブラジルワールドカップの代表メンバー23人が決定した。ほぼ予想通りのメンバーと言っていいだろう。

 

このメンバーならベスト8、上位進出も狙えるのではないだろうか。

 

日本がいるグループCの対戦国は、コロンビア・ギリシャ・コートジボアールだ。

 

グループB、スペイン・オランダ・チリ・オーストラリアやグループD、ウルグアイ・コスタリカ・イングランド・イタリア、グループG、ドイツ・ポルトガル・ガーナ・アメリカに比べると非常に恵まれた組合せと言える。

 

 グループCのワールドカップ最高成績は日本とコロンビアのベスト16、出場回数も日本とコロンビアが5回、連続出場は5回連続の日本がトップだ。対戦成績はコロンビアには1分1敗、ギリシャには1勝、コートジボアールには2勝1敗だ。

 

 実力を優勝を狙うレベルA、ベスト8を狙うレベルB、グループリーグを突破を目指すレベルCの3つに大まかに分けてみる。

 

FIFAランキング4位、南米の地の利を活かせるコロンビアはレベルA、日本、ギリシャ、コートジボアールはレベルBだろう。グループリーグ1位突破は実力、地の利でコロンビアで決まりだ。残る1枠を日本、ギリシャ、コートジボアールで争うことになる。

 

この3チームの実力はベスト8を狙うレベルBと大きな差はないだろう。チームの実力以外で勝利要因となるのは、ワールドカップでの集積知、コンディショニングだ。

 

集積知とは試合以前の有利な環境づくりだ。滞在環境、練習環境、スケジューリング、試合会場分析、天候戦略、レフェリー分析、対戦国分析、サッカー潮流分析、サポーター分析、メディア戦略など挙げて行けばきりがない。

 

この集積知は、連続出場および出場延べ回数5回の日本がトップだろう。1998年フランスワールドカップから途切れることなく出場している経験値は相当のものだろう。ワールドカップ参加全32チームで5回連続以上出場しているのは、ブラジル、スペイン、アルゼンチン、ドイツ、イタリア、イングランド、フランス、メキシコ、アメリカ、韓国、日本の11カ国だ。

 

集積知で言えば、2大会連続3回目の出場のギリシャ、3大会連続3回目の出場のコートジボアールよりも日本が優位に立っている。

 

また、日本はコンディション管理でも一日の長があるだろう。南アフリカワールドカップでは、徹底したコンディション管理で豊富な運動量を実行できベスト16に進出した。

また、極東に位置する日本は、アジア予選などで海外組、国内組の移動距離は非常に長く、厳しい環境での戦いには慣れている。ヨーロッパの国々は、ヨーロッパ以外でのワールドカップでは苦戦している。アフリカ諸国は、協会のサポートを得られないことが多いことからコンディション管理でも日本が優勢だ。

 

日本、ギリシャ、コートジボアールの3国は実力では拮抗し、その他、集積知、コンディション管理では日本がリードしている。

 日本優勢だが、これらだけでは決定的な差別化要因とはならないだろう。サッカー日本代表が楽勝で勝てる理由、グループリーグを勝ち抜ける理由は、移動距離・開始時間・試合順だ。この3つの要素で、ギリシャに勝てる可能性が非常に高いのだ。

 

ギリシャの不安要素は、コンディション管理だ。長距離移動、長期滞在に慣れていないヨーロッパのチームは、ヨーロッパ以外のワールドカップではコンディション管理で失敗することが多い。また、司令塔のギオルゴス・カラグーニスが37歳でワールドカップを迎えるなど、体力に課題がある。

 

これらに加え、大事な初戦が強豪コロンビアと昼の13時からの試合だ。実力者を抱えるコロンビア相手に激しい試合になる上に、昼の6月の昼13時と暑く厳しい環境だ。コンディションが課題になるギリシャには非常に不利な条件だ。

 

それに引き換え、日本とコートジボアールは夜の19時からと恵まれている。それだけではなく、2戦目でギリシャと日本は戦うのだが、日本は2試合との会場が近いのに比べギリシャは試合会場が離れている。

 

集積知、コンディション管理スキル、試合開始時間、会場移動距離、試合順の面で日本はギリシャに勝っているのだ。また、昼のブラジルでコロンビアとの死闘のあとに、心理的にも有利な状態で日本が戦えるのも勝利の確率をあげるだろう。

 

コロンビアに負け、後がないギリシャとの試合は日本に勝利をもたらすだろう。

この様にギリシャに勝てることがコートジボアール戦にも影響する。

 

コートジボアールは2戦目でコロンビアに負ける可能性が高いため、日本には絶対に勝っておきたいと考える。しかし、日本はギリシャ戦勝利が見込めるため、引き分けで良いのだ、絶対に勝たないといけないチームと引き分けでも良いチームの精神状態では日本が有利になるだろう。

 

特に、コートジボアールはプロの監督経験すらないラムシ氏が監督をつとめるなど、ワールドカップでの集積知でも日本が有利だ。抜群の決定力を持つドログバ、高い能力を持つY・トゥーレなどの人材をどう封じ込めるかが課題となるだろう。

 心理、集積知、コンディションで有利な日本は悪くても引き分け、勝利を掴む可能性もあるだろう。

 

コートジボアール戦で勝利すれば、ギリシャ戦も余裕を持てることから勝利の可能性は高まる。そうなれば、2勝同士でコロンビアと3戦目を戦えるのだ。

 

決勝トーナメント進出が決まったチーム同士で3戦目を戦えることから、消化試合となり両チームとも体力の温存、戦術の確認など決勝トーナメントでの勝利につながる試合になるだろう。

 


以上の様に、サッカー日本代表はグループリーグを思いのほか楽に勝つことができるのだ。それどころか、上位進出も狙える。上位進出の方法はまたの機会に詳しく解説していく。



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ブラジルは南半球です
ギリシャ対コロンビアの試合会場のあるミナスジェライス州都ベロオリゾンテは亜熱帯で一年中過ごしやすい気候らしいです

No.1 126ヶ月前
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