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どこよりも早い!Core i7-8086K搭載BTOパソコン比較
先日発表と発売が開始されたIntel製CPU Core i7-8086K。
https://ark.intel.com/ja/products/148263/Intel-Core-i7-8086K-Processor-12M-Cache-up-to-5_00-GHz
Intelの50周年および「Intel 8086」というIntelの躍進に寄与したプロセッサーの誕生40周年を記念して発表されたCPUです。 記念モデルということで限定販売(台数なのか期間なのか不明ですが)になっています。
CPU自体の性能も高く、定格駆動で4.00GHz・ターボブースト時は5.00GHzと、とてもパワフルです。 5.00GHzに到達するのはシングルコアでの動作時のみなので限定的ではあるのですが、5.00GHzの大台に到達したということに意味があるのかなと思います。
ちなみに定格4.00GHzは「8086から40周年」、ターボブースト時に5.00GHzになるのは「Intel創業から50周年」という意味があるとか無いとか。
■■各社BTOパソコン比較■■
今回はそのi7-8086Kを搭載したBTOパソコンが各社から発売になっているので比較をしてみようと思います。 昨年発売されたCore i7-8700Kと同じくゲーミング用途として優れたCPUということで、各社とも高性能なグラフィックボードを搭載したゲーミング向けパソコンを想定して構築しているのかなと思います。Core i7-8086K搭載BTOパソコン(6/15時点で発売済み)■■マウスコンピューターさん■■マウスコンピューター MASTERPIECE i1630PA3-SP2 ドスパラ GALLERIA ZZ 8086K ドスパラ GALLERIA ZV 8086K パソコン工房 LEVEL-R03A-LCi7K-XNVI-40TH パソコン工房 LEVEL-R03A-LCi7K-TXVI-40TH ストーム Storm Power Gamer 8086KG1080 CPU Core i7-8086K Core i7-8086K Core i7-8086K Core i7-8086K Core i7-8086K Core i7-8086K メモリ 32GB 16GB 16GB 16GB 16GB 16GB VGA GTX1080Ti GTX1080Ti GTX1070Ti GTX1080Ti GTX1070Ti GTX1080 SSD NVMe512GB NVMe500GB 500GB NVMe500GB NVMe250GB 360GB HDD 2TB 3TB 2TB 2TB 1TB 2TB OS Windows 10 Home Windows 10 Home Windows 10 Home Windows 10 Home Windows 10 Home オプション 価格 349,800円(税別) 298,086円(税別) 218,086円(税別) 269,980円(税別) 209,980円(税別) 182,223円(税別)
マウスコンピューターさんからは、ゲーミング向けPCが発売されています。 最上位のグラフィックボードと爆速NVMeのSSDを搭載。 値は張りますが性能は高い。コストパフォーマンス云々では無く、「一番強いPCをくれ」な人に向けた製品コンセプトかと思われます。 大型ラジエーターの水冷CPUクーラーを搭載しているのも特長の一つでしょうか。 メモリ32GBも必要なのかな?って気がしなくもないですが、PCケースは高級感あって格好いいですよね。
■■ドスパラさん■■
ドスパラさんからは、ゲーミング向けPCが2製品。GTX1080TiモデルとGTX1070Tiモデルが発売されています。 GTX1080Tiのモデルはメモリ以外ほぼマウスコンピューターさんと同等の性能ですね。 メモリ16GBとPCケース・CPUクーラーの違いで、約5万円の価格差。外観にこだわりが無ければドスパラさんの方が割安かな~。
■■パソコン工房さん■■
パソコン工房さんからは、ゲーミング向けPCが3製品発売されています。GTX1080Ti、GTX1070Ti、GTX1060の3モデルです。 GTX1080Tiのモデルは、ほぼドスパラさんと同等。3万円近く安いですね。マウスコンピューターさんと比べるとほぼ8万円の差が。 もちろんメモリの容量が違うので単純比較出来ませんが、自作経験ある人なら単品でメモリを買って増設した方がかなり安上がりか。 GTX1060モデルは「もう少し価格を抑えたいな」という方に良さそうです。最新の3Dゲームも充分楽しめる性能です。
ちなみにツクモさんからも同じくらいの構成で同じくらいの価格でGTX1060モデルが販売されています。
■■ストーム■■
当店ストームからも1製品発売しています。他社さんと違ってGTX1080のモデルをご用意いたしました。 他社さんと比較するとすればGTX1070Tiモデルが近いでしょうか。OSは追加オプション扱いなのでご注意ください。 ゲーミング向けパソコンのスペックとして過不足無くバランスの良い構成かつお求めやすい価格にまとめています。 今回比較したパソコンで唯一80PLUS GOLDの電力効率の良い電源なのもポイントの一つです(他社さんはBRONZEです)。
■■まとめ■■
掲載した6製品中全てがGTX1070Ti以上のハイクラスグラフィックボードを搭載していることを考えると、各社ともターゲットにしているのは「高いPC性能を求めるヘビーゲーマー」なのかなという印象です。 記念モデルのCPUが搭載されているということもあって、各社とも非常にリッチな構成になっていると思います。
一番のおススメはモチロン当店のPower Gamerなのですが、パソコン工房さんで"FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION"が付属しているのも魅力的ですね。 個人的には、PS4版でシーズンパスも購入してかなりの時間を楽しみました。レガリアで何度墜落したことか・・・
冒頭にも書いたとおり、5.00GHzでの動作はシングルコア動作時のみということで実際の使用時に5.00GHz動作する場面は限られてしまいますが、 現行のCoffeelake世代で最強のCPUであることに変わりはありません。 少しでも快適なパソコン環境を求める方や「限定品のCPU」であることに意義を見出せる方にとっては魅力的なのではないでしょうか。 各社ともCPUの在庫が無くなり次第生産完了の限定モデルだと思いますので、気になる方はなるべく早目の決断をおススメします。
ストームのi7-8086K搭載パソコンはこちらから -
どこよりも早い!Core i7-8700K搭載BTOパソコン比較
海外では先週発売が開始されたIntel製CPU Core i7-8700K。 6コア12スレッドのパワフルなCPUは、ゲーミング用途として高い評価を得ているようです。
http://www.pcgamer.com/intels-8th-gen-processors-deliver-a-huge-jump-in-performance/
特に高性能なグラフィックボードを搭載している場合に、グラフィックボードが本来持っている性能をしっかり引き出している模様です。
日本でのCPU単体の販売は11月から(4Gamerのレビューでは11月下旬とか)という噂が流れていますが、先行して8700Kを搭載したBTOパソコンがいくつかのメーカーから10月13日に発売になりました。 折角なので比較してみようと思います。Core i7-8700K搭載BTOパソコン(10/13発売)マウスコンピューターさんからは、ゲーミング向けPCとクリエイター向けPCが発売になります。マウスコンピューター MASTERPIECE i1630PA1-SP マウスコンピューター DAIV-DGZ520H1-M2SH5 ドスパラ GALLERIA FZ ドスパラ raytrek LZ P2 ドスパラ Monarch-X ZK パソコン工房 LEVEL-R037-i7K-XNVI パソコン工房 SENSE-R037-i7K-XNVI CPU Core i7-8700K Core i7-8700K Core i7-8700K Core i7-8700K Core i7-8700K Core i7-8700K Core i7-8700K メモリ 32GB 64GB 16GB 16GB 8GB 16GB 32GB VGA GTX1080Ti GTX1080Ti GTX1080Ti Quadro P2000 CPU内蔵グラフィック GTX1080Ti GTX1080Ti SSD NVMe512GB NVMe512GB 500GB 250GB 250GB 250GB 250GB HDD 3TB 3TB 3TB 2TB 無し 1TB 2TB OS Windows 10 Home Windows 10 Home Windows 10 Home Windows 10 Home Windows 10 Home Windows 10 Home Windows 10 Home 価格 299,800円(税別) 299,800円(税別) 249,980円(税別) 209,980円(税別) 124,980円(税別) 229,980円(税別) 244,980円(税別)
どちらも同等のスペックですが、クリエイター向けPCの方がメモリが多いのでお得感がありますね。 デザイン的にはゲーミング向けPCの方が格好良いと思うのですが。
ドスパラさんからは、ゲーミング向けPCとクリエイター向けPCとベーシックなPCが発売になります。 用途やどの程度の性能を求めるかによって話は変わりますが、個人的にはベーシックなPCにGTX1060クラスのグラフィックボードを自分で増設するのがコスパ高めかなと。
パソコン工房さんからは、ゲーミング向けPCとクリエイター向けPCが発売になります。
クリエイター向けPCの方が、メモリもHDDも多いです。 ただ、メモリやHDDの容量の差と価格の差が妥当な感じなので、どちらを買っても割高感は無さそうです。
8製品中5製品がGTX1080Tiというハイクラスのグラフィックボードを搭載していることを考えると、各社ともターゲットにしているのは「高いPC性能を求めるヘビーゲーマー」なのかなという印象です。 がっつりゲームをするのであれば、パソコン工房さんの「LEVEL-R037-i7K-XNVI」が一番バランスが良いかなと思いました。
ちょっと気になるのが、CPU自体の単品販売は11月からということで、今回ご紹介したパソコンは国内の正規ルートを辿っていない8700Kを搭載している可能性が高いということです。 なので、これらのPCが適正な価格なのかボッタクリ価格なのかは、11月になってみないと判断出来ないのが気になるところです。
ま、他の人よりも一か月ほど早く8700Kが手に入るというのは魅力的ではありますけどね。
※追記1 ツクモさんからも発表がありました。 8700K、メモリ16GB、GTX1080、SSD500GB、HDD2TBというスペックで219,800円(税別)のようです。 一番バランスが良いと思ってたパソコン工房さんよりも良いかもw マザーボードが高耐久モデルのTUF Z370-PLUS GAMINGというのもポイント高いかと。 個人的にはイエローのアクセントが付けられた基盤はオフロード感があって結構好みです。ただ、人を選ぶデザインですよね・・・ -
UBI DAY 2017 開催
ゲームソフトメーカーのUbisoftが、ファン参加型イベント「UBIDAY2017」を開催します。
イベント詳細:http://www.ubisoft.co.jp/ubiday2017/
イベント内容
■RAINBOW SIX SIEGE e-SPORTS STAGEレインボーシックスシージ eスポーツステージ 予選大会
「Road to UBIDAY2017」を勝ち抜いた猛者が集う、『レインボーシックス シージ』初の公式オフライン大会「The Operation UBIDAY2017」がPC版とPS4版それぞれで開催されます。 ステージ観戦者には、特製「Tシャツ」「ステッカー」「お面」のプレゼントがあるようです。
Tシャツは欲しいかも。お面は・・・
■コスプレコンテスト
「アサシン部門」「ファークライ部門」「シージ部門」のコンテスト・ステージが開催されます。 各部門の優勝者には「ユービーアイソフト公認コスプレイヤー」の称号と豪華賞品が進呈されるとのこと。
■試遊コーナー
下記タイトルの試遊コーナーが予定されています。
・アサシン クリード オリジンズ
・ファークライ5
・ザ クルー2
・ゴーストリコン ワイルドランズ
・スナイパー ゴーストウォリアー3
■フォーオナーeスポーツ大会
「フォーオナー」PS4版の公式大会「“アポリヨンズ トーナメント” UBIDAY2017日本一決定戦」の決勝戦が開催されます。 オンライン予選を勝ち抜いたプレイヤーが集い、日本一の座を賭けて戦います。
そのほかにも、グッズ販売や今回のイベントでしか食べられないフードメニューも用意される模様です。
■イベント概要
・会場:渋谷ヒカリエ9F ヒカリエホール(入場無料)
・日時:2017年10月9日(月)10:00~18:00
PCゲーム会社が主催するイベントって、国内ではあまり開かれないんですよね。PCゲーム市場を活性化する為にも、eスポーツの大会だけで無くこういったイベントもどんどん開催して欲しいところ。
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