はひふへほ~ バイキンマンを崇拝するブラック企業の代表濱野です。

そういえば、ついこの間までは社員全員が毎日ブログを書いてました。

今や時代はブログは数より質重視。なかなかここの改革が上手くいっておりません。

会社の利益体質を改善する時に行き着く先は「凡事徹底」。
これに限るかと思います。どんなにオワコンのビジネスモデルでも今まで存続していた理由があるわけで、いきなり消えるものって滅多にありません。

キチンと基本を守っていてれば利益もあげられ、得た利益で時代に合った挑戦もできるのです。

では、なんで、みんな苦しんで会社は潰れていくのだろうか。

自分の会社の失敗談、および関係してきて無くなってきた会社を見て、実体験から共通項をピックアップしました。

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1.「ホウレンソウ・確認不足」

よくあることですね。ホウレンソウ。
・わかりました→本当に分かったのかの確認
・クライアントと言った言わないの揉め事にならないように議事録を残しておく
・メールはすぐさま返信
私が全社員に送っている周知メールをスルーしておいて「なんで、こういう方針になるのかわからない!」など不満が上がっているのは少なくありません。 

前に理由を社内通知でメールを送ってるよね?2回も、全体ミーティングでも話してるし。(´Д`)こういった確認不足がクレームや不満を産みます。9割の問題が【確認不足】が原因で起こっているのではないでしょうか。 

あまりにも代表からのメールの内容を見ていないと、全員返信で理解したか確認しないといけないなと感じます。ぶっちゃっけ返信率もよくなかったりします。煽るのも一苦労なんですよねぇ。週一とか定期的に周知の確認レポートとか実施しないといけないのか、なかなかの悩みどころです。

やはり大切な事はしつこく何回も伝えるしかないんでしょうね。確認不足でやり直す作業ほど社畜を苦しめるものはありません。重要事項はしつこいって怒られるくらい確認する習慣のほうが無難かと考えます。

2.スケジュールの効率化

時間管理が下手糞な人も多いです。
人と会う日はまとめて同じ日に予定を入れる。作業をする日は集中してまとまった時間をつくる。その時は電話も取らない。スキマ時間を利用する。電車とかの移動中にメールの確認したり、トイレに入ってる時に関係者の日報を確認などなど。
スキマ時間でできる事なのにまとまった集中できる貴重な時間を使ってしまう人が多いです。

細切れの5分と。2時間のまとまったど真ん中の5分。
同じ価値ではないです。

集中している時に電話がかかってきて、捗っていた作業が中断する。よくあることです。このあたりのコントロールで生産性が大きく変わります。

ちなみに、社員に声をかけて後で、「あ、邪魔しちゃったかな」と反省することが多々あります。ごめんちゃいm(__)m

3.優先順位の付け方が下手

後回しにできる優先度の低い仕事に取り掛かり、後回しにしては行けない緊急な仕事を「今イッパイイッパイだから手がつけられません」と先延ばしに。。。

結果、後回しにしたツケで作業量が倍以上に。

なぜ、それを後にまわす?? 

こういう事が積み重なって、利益がなくなりサービス残業でカバーするというのが社畜を苦しめる元凶かと思います。

何が優先度が高いのか、一覧表とかあると良いんですけどね。または適切に仕事を割り振れる人が社内にいればいいのですが、どこの会社も割り振れるマネージャーは不足していると思います。社畜が解放されるのは優先順位をいかに間違えないか。かなりウエイトの大きい要因と思います。

4.ルールやマニュアルを丁寧に守る

みんなが”楽”をするために設けられたルールなのに、なあなあになって運用されず、運用されないルールのせいで手間が増え余計社畜がのたうち回る。

なぜ、そのルールがあるのかを理解する事が必要です。

無駄なルールであれば、廃止してしまえばいいのです。廃止の提案をすれば評価もうなぎ登り\(^o^)/

ただ、「このルールは不要ですよね?廃止にしません?」と提案すると「はぁ?てめぇ何言ってんだ」と言われかねないので、「すみません。無知で理解できなかったのですが、このルールの目的を教えてくれませんか?」と聞きましょう。役職の高い人が答えられなかったら、そのルールは悪しき慣習の可能性が高いので廃止を提案しましょう。効率悪い不要ルールは”できるアピール”のチャンスです

大抵のルールは目的があります。その目的を達成するためにも丁寧に実行する必要があります。雑にやって後々苦しむのは自分たちなのをお忘れなく。ぶひ

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5.人のせいにする

忙しくて、頑張って、結果につながらないと人のせいにしたくなります。人が絡むと100%誰かが悪いって事はあり得ません。

自分の非を見つめ直す余裕が大切です。99%の問題点は自分のスキルがアップすれば解決されます。自分の能力不足を相手に助けてもらうのです。助けてもらう代わりに、連絡事項とか気遣いとか面倒くさい事があるのですが、うまくやりましょう。

社畜を脱却するには誰かの力が必要です。1人でできることはごくわずか、感謝の気持ちがあれば人のせいにしなくなります。

6.基準値、見切りがあいまい

採用基準、評価基準、品質基準、納品基準、見積もり基準、これがあいまいだと何かにつけてバラけすぎて収集がつかなくなってしまいます。

まあ、多くの説明はいらないですかね。

複数の人間、いや、複数の社畜でチームを組む以上、誰でもわかる基準値があればトラブルなく円滑に物事が進むようになります。

7.悪い所ばかりみて良い所を見ない

隣の芝生は青く見える。”あるある第一位”ではないでしょうか。疲れている時ほど悪い所ばかりに目がいきます。でも、悪い所の反面に良い面があり、そこが会社の最大の強みであったりします。

私だったら、ウザがられるほどしゃべる。でも、誰とでもしゃべりグイグイいく性格こそ私の強みだったりするのです。たぶん。そうです。。たぶん。

やってはいけない例で言えば、「会社の悪い所を改善しようと悪い所だけ洗い出し、改善していくと長所が死んでしまった」なんてことに。そうなるとなると、目も当てられません。

悪い所と同時に良い所も把握する事が必要です。コツは必ず良い所の方を多くあげる事。

どうしても人間、いや、社畜は悪い所ばかり目につきます。悪い所が多いと、「ほら、やっぱりウチの会社は悪いんだ」と潜在意識に”悪い!”ってのが刷り込まれます。無理矢理にでも良い所を多く洗い出し「あれ?ウチの会社って結構良い所あるじゃん」と潜在意識に”良い!”ってのをメリメリ刷り込むことが必要です。

ムリヤリでも良い所が出ない場合は、、、こんなに悪い所を自分が改善したら評価がうなぎのぼりじゃ~んと超ポジティブに喜びましょう

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いかがでしたでしょうか。

利益を上げている強い会社こそ「凡事徹底」がされています。ローソンくらいのどでかい会社ですらV字回復する時も、社長は90%以上は凡事徹底に務めたと言っています。新しいことは10%以下で、基本ばかりを徹底していったとの事。

苦しい時、利益状況を改善する時こそ、「凡事徹底」するべきと強く訴えます。

経営の神様も、やる事がなかったら掃除しろと言っています。
掃除したら無駄がよく見える事だと思います。掃除もできないやつは無駄も見えないって事なんでしょうね。

自分の会社はローソンのような会社規模ではないですが、凡事徹底で利益が上がったと胸を張って言えるように業務改善に務めています。今後どうなるか。こちらの連載コーナーもお読みいただければ幸いです。

弊社セブンコードの月次を公開しています。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

自分の会社だけしか見えない視野の狭さだと、「なんでウチの会社はこんなにポンコツなんだ」と思いがちですが、上記の内容は大抵の会社が抱えている問題点かと思います。

改善しなきゃ、結果をださなきゃと焦って何か新しい事をしないといけない!ってテンパると余計凡事徹底を忘れかねません。急がば回れではないですが、何事も足元が疎かになっては結果は出ないと思います。めっちゃ自分の会社のタイムリーな問題点を上げました。何かの参考にしていただければ幸いです。

では、今日はこの辺で、グッド、ブラック!