戸塚たくすさん のコメント
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ハイ・ファンタジー(※1)の製作はとても大変だが、それ故に、好奇心を掻き立てられる。 ※1 ロー・ファンタジー = 現実世界の舞台に、ファンタジー要素が介入 ハイ・ファンタジー = 架空の異世界を新たに構築 と定義。 固定観念を取り払って、 0から惑星をシミュレートする能力を問われるので、 必要な知識は多岐にわたる(※2)。 その上で想像力を極限まで働かせなければならない。 僕は「オーシャンまなぶ」という漫画で、 「物理的な暴力が無効な代わりに、口喧嘩の精神ダメージで肉体が傷つく世界」 をシミュレートしてきたので、 どうすれば、よりリアリティのあるハイ・ファンタジーを描けるのか、 それとなく考え続けてきた。 まだまだ勉強不足だが。 必要な知識は多岐にわたる(※2)。 その中で今回は、 「力の種類と保持者による、政治体制や統治形式の変化」という観点で 現在の認識を文章化してみたいと思う。 (ベースとなる参考文献) ・世界史(マクニール著) ・戦争の世界史(マクニール著) ※2 ハイ・ファンタジー(異世界構築)に必要そうな知識 ・進化生物学 (その世界では、どんな形質が適応的で、どんな進化を経て現在の自然界が形成されたか) ・地球科学 (地形や緯度から、生じる海流や気流などを決める。 結果、気候が決まり、豊かさや文化などが影響を受ける) ・地政学 (他の文化圏との位置関係、地理的要因によって、起こり得ることがある程度定まる。) ・世界史 (ある時代の特徴とその特徴がもたらした影響、などが参考になる。) ・軍事学(武力の変遷) (強制力の種類と保持者によって、政治体系や統治形式が決まる) ・科学(物理,化学) (その世界の物理学において、起こること、起こらない事は何か、作者は知っておいた方がいい) ・経済 (その世界の市場がどういう繋がりで形成され、どんな影響力を与えているのか、等) ・政治 (その世界の支配者は何者で、どうやって権力を保持,維持,行使しているのか、等) ・科学史 (各技術革新が世の中をどう変えたか。どういう経緯で技術革新が起きたか、等) ・etc……きっとまだまだある 最も重要なのはエンタメ性なので、それっぽければいいと思うんですが、 「それっぽい」レベルですら、いざ作ると大変です。 しかし、 「へー! この異世界だと、現実世界と違ってこうなんだ~」という驚きは、 代えがたいエンタメ(武器)であると僕は思います。 というか僕の好物です。 (これは4月分の更新です。 文章執筆中に日付が5月に変わってしまいました。すみません。)
<ブロマガ内容>
・近況報告
・「ゼクレアトル」「オーシャンまなぶ」関連
<その他の内容>
・ボツネタや、未公開ネーム
・最近読んだ漫画の感想、オススメ
・科学,哲学ネタ
・読者との交流
・考え
・その他なんでも
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>ウクデスさん
すみません、厳密な月1更新を心がけます。
31日に退会した方がいた場合、例え次の日に更新しても読んで頂けませんからね。
新作は、そうですね、多分ハイ・ファンタジーって言っていいと思います。
>魚姉妹札さん
ありがとうございます。資料、参考にさせて頂きます。
イラストが多いと参考になりますよね!
ハイ・ファンタジーで難しいと思うのが、
整合性と「思い切り」のバランスです。
整合性を犠牲にしてでも、「えいやっ!」と思い切った派手な内容にした方が面白い場合、
そうすべきだし、
知識が発想力の足を引っ張るのはマイナスです。
目標としては、前提知識を無意識に使う……つまり自分の常識にしてしまうことですね。
そのレベルには到底及びません。
好き勝手に暴走して世界観をぶっ壊し、知識によって修復し、そしてまたぶっ壊し、
みたいな作業で、ケレン味と現実味の両方を獲得していくべきなのかもしれません!
更新回数、なるべく増やします。
文章を書いたりすると、それだけで脳汁も出ますからね。
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