レム睡眠とか、ノンレム睡眠とか、聞いたことありますか? 人間は、眠ってる間に、深い眠りと浅い眠りを繰り返しているそうですよ。
それで、深い眠りのときに起こされてしまうと、寝起きが悪くダルい状態になって、浅い眠りのときなら快適に目が覚めるということなんだとか。
今回ご紹介する『Sleep Time (スリープタイム)』は、目覚ましを鳴らすタイミングを、できるだけ浅い眠りの状態のときに合わせてくれる、快適お目覚めアプリです。
使い方はとても簡単。起きたい時間にアラームをセットして、布団(ベッド)の上に、画面を伏せて置いておくだけです。
ちなみに、筆者の使用機では上手く起動しないことが度々ありますが、一度「戻る」ボタンでアプリを閉じて、再度立ち上げればちゃんと起動します。
立ち上がったら、「SET」ボタンを起きたい時間にセットしてください。「START」ボタンを押したときに、画面を伏せて置くように指示する画面が表示されますが、「Show this screen next time」の右のボタンを「NO」にして、「DONE」ボタンを押せば、OKです。
アラームを止めるときは、「Press to stop」を長押ししてください。
「SETTINGS」タブでは、アラームの音や、ボリューム、スヌーズを設定できます。
さて、「WAKE UP PHASE」と書かれた項目がありますが、これがこのアプリの肝になりますよ。
0 minutes(0分)に設定すると、フツーにセットした時間にアラームが鳴りますが、最大で 30 minutes(30分)前から、最適なタイミングを狙ってアラームを鳴らしてくれます。
筆者が試してみたところ、30分前に、非常に小さな音で(寝ていると気付かないレベル)音が鳴りました。おそらく、筆者が直ぐに浅い眠りに入るタイミングだったため、ちょっと軽く様子伺いをしたのだろうと推測できますね。まだ深い眠りにいるようなら、気付かないで次のスヌーズで起きるという仕組みです。
このアプリ、睡眠のリズムを記録してくれるんですが、その日の睡眠のリズムも、ちゃんと記録してくれています。
4時半頃に一度起きていますけど、息子がトイレに起きたときに一緒に目が覚めてしまったためです。
そのあと急速に深い眠りに向かっていますが、6時半に、深い眠りのまま「妻の」目覚ましで起こされて、アラームを解除したので記録が止まっていますね... 嗚呼、所帯持ちに快眠などあるというのでしょうか(泣)
ところで、筆者はベッドではなく、センベイ布団で寝ているので、正常に振動センサーが働くか心配でしたが、問題なく動いてくれました。
さあ、今晩こそは、快適に目覚められるように、一人で居間にでも布団敷いて寝るとしますかね。
(追記)
翌日、きちんと効果をテストするために、一人で家族と別の部屋で寝ましたが、朝の寝起きは快適でしたよ。ビミョーに後ろめたい気分でしたけど(笑)
利用時間:2日ほど
使用端末:HTC J ISW13HT
OS:4.0.3
バージョン:1.0.7
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発売元:Azumio Inc.
更新日:2012.9.30
価格:無料
対応機種:Android2.1以上
(田中宏和)