そうそう、モンハンってこんな感じだよな。
先日、カプコンよりiPhone向けに発売された『モンスターハンター マッシヴハンティング(モンハンMH)』。すでにスマホ向けには『モンスターハンター ダイナミックハンティング(モンハンDH)』があるのに、なんでまた新作を出すんでしょうか。
そのへん気になって、ちょっとプレイしてみたんですが...。あれ? コレなんだか「モンハンDH」より「モンハン」っぽくね? けっこう良い感じですのでレビューをお届けします。
おっと、レビューの前にひとつだけ。
本作のプレイには「GREEのアカウント」が必要です。...AppStoreのどこにも書いてないけど。
こういった情報は最初に書いておくべきだと思います。
■モンスターハンターってどんなゲーム?
『モンスターハンター(モンハン)』は家庭用ゲームの超ヒットシリーズ。「大きな武器を使ってモンスター(ドラゴンとか大猿とか)を倒す」→「爪や毛皮といった素材を集めて強い武具を作る」の繰り返しで進めていきます。
いろんな個性を持つモンスターたちとのバトルや、自分好みの武器や服を作っていくのが楽しい。
■フィールド探索がいい雰囲気
狩りの獲物を決めたら、まずはフィールドを歩きまわってモンスターを探します。マップで行きたいところをタッチして、アイテムを拾ったり、小さいモンスターと戦ったりできます。
家庭用ゲームのときは、広いフィールドを実際に歩きまわっていたのですが、スマホ版はタッチだけでぜんぶ片付きます。もの足りないといえばその通りなんですが、けっこう「獲物を探している雰囲気」出てます。
■狩りはモンハンDHとほぼ同じ
お目当てのモンスターに出会ったら、狩りのクライマックス、巨大モンスターとの一騎打ちです。バトルは前作『モンハンDH』とだいたい一緒で、走り回って間合いをはかりながら、タップで攻撃したり、ボタンで必殺技を使ったりします。
「モンハンDH」からそうでしたが、モンスターの攻撃の前に警告が出るので防御のタイミングがわかりやすい。このへん、PSPからのベテランハンターのひとはもの足りないんじゃ? オプションでOFFにできる(そしてOFFにすると評価が上がる)とよいんじゃないかな。
■ここが気になる
ストレスを感じたのは、とにかく待ち時間(通信時間)が長いこと! Wi-Fi接続を使っていたのですが、画面を切り替えるたびに20~30秒待たされます。これはキツい。
ゲーマーがたくさん押し寄せているゆえのアクセス集中が原因のようなので、しばらくはガマンするしかなさそうです。
また、画面が長くなったiPhone5やiPod touch(第5世代)でプレイした場合、画面の左右に黒帯が表示されます。これも残念ポイント。
フィールドを探しまわるパートが入ったことで、「探索」と「狩り」のメリハリがついたところにモンハンっぽさを感じました。今のところソーシャル要素はほとんどないので、気軽に一人プレイを楽しめます。
なお、アプリ本体は無料ですが、課金によるガチャがあります。ガチャの中身は装備や素材とかです。ひょっとすると、素材集めのための「狩りマラソン」のかわりにガチャを回せばOK! なのかも。
モンスターハンター マッシヴハンティング[iTunes]
使用時間:2時間
使用端末:iPod touch(第5世代)
OS:6.1
バージョン:1.00.00
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発売元:CAPCOM Co., Ltd
更新日:2013年2月4日
価格:無料+課金
対応機種:iOS 5.1以上
(金本太郎)