iPhone、Androidが花盛りな世の中、みなさん、Windows 10 Mobile搭載スマホの存在をお忘れではなかろうか。2016年、Winスマホは結構イイ感じになってるんですよ。
では、どんな端末が出ているのか?
今回、machi-yaに出店しているスマホアクセサリでお馴染み「トリニティ」が展開するブランドNuAnsから、Windows 10 Mobileスマホ「NuAns NEO」をお借りする機会があったので、さっそく触ってみました!
デザインがユニークなので見かけたことはある、という人多いのではないでしょうか。
これってどんなスマホなの?
前述したとおり、「NuAns NEO」は、トリニティが展開するブランドNuAnsから登場したWindows 10 Mobile搭載SIMフリースマホ。スマホのOSのシェアを考えると大変希少なOSである「Windows 10 Mobile」を搭載。
Windows 10に追加された新機能「Continuum for Phone(電話用コンティニュアム)」に対応し、スマートフォンをタッチパッドとして使ったり、ドッキングステーションまたはアダプターを使用してテレビまたはモニターに接続すれば、大画面でアプリを使用したりコンテンツを閲覧したりすることができます。
さらにキーボードとマウスを接続すればPC同然の使い方もできるという、流石Windowsといった機能になってます。
ちなみに「NuAns NEO」の名前の由来は、映画「マトリックス」の主人公ネオなんだそう。トリニティだけに。
本物と触感にこだわった日本製へのこだわり
「毎日手に触れるものだから、たとえそれがどんなデバイスであったとしても、その佇まいや触感にはこだわりたい」。細部にまでこだわるNuaAnsのマテリアル選びと生産技術は、まさに日本製といったこだわりようです。
木材、フェルト、石、天然皮革、合成皮革、布など、さまざまな材料を試した結果...。
日本の卓越した生産技術を組み合わせることで、木の風合いを活かしながら強度や耐久性に優れた外装を実現した「テナージュ」。均質で耐水性を持ち、擦過などにも強く安定した品質を長期間提供してくれる「クラリーノ」。超極細繊維が束状になって緻密に絡み合った天然スエードと同じような構造の人工皮革「ウルトラスエード」の3つが選ばれたのです。
これらの素材は、ゼロワンプロダクツ、クラレ、東レが作るだけに品質は一流。スマホの素材といったら、新鮮味がなくなったアルミ素材が主流のところ、NuAns NEOはあまりにも斬新かつ贅沢な着せ替えを楽しめてしまいます。
性能もWinスマホでトップクラス
Continuumですが、これWindows 10 Mobileなら使用できるというわけではなく要求スペックが結構ハード。使えるスマホを選ぶ贅沢な機能です。
となれば、その要求を満たした「NuAns NEO」のスペックが低スペックなわけないですよね。SoC(System-on-a-chip)はSnapdragon 617、メモリは2GBに5インチ液晶を搭載しており画素密度は293ppiと高解像度。ストレージが16GBで、正直物足りないところですが安心してください、MicroSDスロット搭載です。最大128GBまで拡張できるので十分すぎですね。
メインカメラは1300万画素、F値2.0と明るいレンズを搭載。インカメラは自撮りトレンドである500万画素カメラを搭載。
バッテリーは3,350mAhとかなりの大容量。充電などを行なうポートは最新のUSB-Cを搭載しており、従来の端子のように上下を気にする必要なし。ケーブルを挿せば挿さるという快適な作りになっています。
しかも、急速充電規格「Quick Charge 2.0」に対応しているので、1時間で80%程度まで充電できちゃいます。
こだわりすぎなデザインがグッド
スマホを選ぶ基準がデザインだというのであれば、NuAns NEOは無視できないでしょう。デザイン性に優れたスマホアクセサリでお馴染み「トリニティ」が作るだけに、今の似たに寄ったりのスマホのなかでは異彩を放ってます。
カバーを外すとカードを収納できるスペースが登場。ICカードを入れてしまえば「おサイフケータイ」に! ケース外ではなくケース内に収納できるのはめちゃくちゃ便利です。
ケースの3Dデータが無償公開されていて、好きな素材やカラーを使って上下ともオリジナルの組み合わせをつくったり、背面一体型のデザインに仕上げても良いですし、3Dデータを加工してスタンド機能を付けたり、車載キットを作ったりと、完全にデザインを自分好みにできます。
もちろん自分で作れなくても、公式の手帳型ケースやTWOTONEのカラーバリエーションが豊富なので、満足できる組み合わせを完成させられるのではないでしょうか。デザインシミュレーションがあるので、実際に買う前に雰囲気が確かめられてオススメです。
アプリに遊びがないのが玉に瑕
デザイン、スペックともに文句ないのですが、アプリの充実具合がこれから、といった印象です。現状約70万種類といったところ。
新世代のWebブラウザ「Microsoft Edge」、ミュージック機能「Grooveミュージック」、メッセンジャーソフト「skype」や、パソコン向けの「Windows 10」と同じ音声アシスタント「Cortana」が利用できるなど、パソコン向けのWindows 10と同様の機能が備わっていて、ビジネス用途じゃ最高なんですが...。
Windows storeを見ると、わかりやすいですが、iTunes Store、Google Playにランクインしているようなゲームはできないと思ったほうがいいでしょう。パ○ドラやポ○モンGOすらないですからね。ちょっとした息抜きにはバリバリの洋ゲーをお楽しみください。
どんなユーザーにおすすめ?
デザイン重視、ビジネスに、2台目にと、SIMフリーを活かしたセカンド端末としては面白いと思います。Word、Excel、PowerPointをよく使うし、PCのOSはWindows 10というのであれば「Continuum」は魅力的ですよ。
42,700円
43,480円
ちなみに、パッケージは楕円形の紙筒を用いられていますが、これそのまま貯金箱になっちゃいます。ケース買うためにパッケージで貯金できちゃいますねHAHA。
(ロバーツ町田)