これをクラタスに装備すればボトムズ乗りになれるな...むせるぜ。
そんなロボットアニメ顔負けのサイバーなルックスを持つAR(拡張現実)メガネ『Vuzix Wrap1200AR』が登場。3Dステレオ撮影が可能な二眼式カメラとメガネ型ウェアラブルディスプレイを複合し、見た目だけでない未来派機能を持った最新デジタル・ガジェットです。
装着するとカメラからのリアルタイム映像と2Dや3Dの画像データをミックスして表示することができるというわけですね。攻殻機動隊もビックリのものすごいSF感。
もちろん装着者の頭部の動きを追跡するヘッドトラッカーも内蔵しているため、上下左右への視線の動きにもキチンと映像が追従してくれます。実際に装着してみた視点での映像イメージは以下の動画でご確認を!
もはや現実とCGの区別がつかなくなりそう...。メガネサイズながらなかなか高性能なパーツがぎっしり詰まっている模様ですね。ARユニットが付属する『Wrap1200AR + maxReality Bundle』の製品スペックから引用すると、
・解像度:WVGA(852x480)
・水平視野角(FOV)35度
・NTSC、PALフォーマット対応
・左右独立フォーカス調整機能
・対応3Dフォーマット:サイドバイサイド、アナグリフ
・対応アスペクト比:16:9
となっており、装着者から見ると10フィート(約3m)先に75インチ画面が見えるようなイメージとのこと。
スマホアプリ界隈では盛り上がりのあるARアプリをこれで試せたら面白くなりそうな気がしてしまいますが、残念ながら現時点ではPCと接続して使うことを前提とした商品。
また日本国内でも購入可能で、上でスペックを紹介したmaxRealityバンドルのモデルでお値段19万8,000円となっています。
なかなか手が出ない価格ではありますが、スマホにはGoogle謹製MMMMORPG『イングレス』を始め、ARとの親和性が高いコンテンツはたくさんあるだけにぜひぜひ対応版の開発をお願いしたいところです!
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WRAP1200AR [VUZIX (国内販売サイト)]
(ワタナベダイスケ)