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何度見てもメガネが欲しくなる、映画『キングスマン』のヒャッハーなシーンの凶器検証
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何度見てもメガネが欲しくなる、映画『キングスマン』のヒャッハーなシーンの凶器検証

2016-11-11 21:30
    20161028kingsman0.jpg


    マシュー・ヴォーン監督によるスタイリッシュ&バイオレントなスパイアクション映画『キングスマン』。本作の中でも、最もブルータルなシーンの1つが公開されています。

    レーナード・スキナードの名曲『Free Bird』をバックに繰り広げられる、大量殺戮をどうぞ。本編のネタバレと過激な暴力描写を含みますので、閲覧注意です。



    なぜこういう状況になったのか? は本編で確認していただくとして、注目のナイス凶器を見ていきましょう。


    20161028kingsman1.jpg


    折れた木の棒

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    いいとこ取り
    費用対効果:高
    準備:低
    ダメージ:6
    射程距離:3
    正確性:4
    いいとこ取り、一石二鳥


    理由:重労働は敵にすべてやらせろ。汗をかかずに殺害数を増やせ。


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    戦っている相手が使用して折れた木の棒を、横取りしてグサリ。スパイたるもの環境を利用して闘わないといけません。その「環境」には物だけでなく「人」も含まれています。


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    振り香炉

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    振り香炉
    材質:鉄
    耐久性:中
    ダメージ:6
    射程距離:2
    正確性:4
    発煙弾、可燃性


    利用法:敵を戦闘不能にするモーニングスターとして使え。相手を燃やすには開け。香が咳を誘発する可能性がある。


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    教会ならではのアイテムで不謹慎にもぶん殴っていますが、熱を持っているため、破壊力は十分でしょう。香での攻撃が描かれていないのがやや残念。DVD/ブルーレイの特典に収録され......ないか。


    20161028kingsman4.jpg


    良い本

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    良い本
    材質:紙
    耐久性:低
    ダメージ:5
    射程距離:2
    正確性:5
    防御、強打


    変化:振り回す人間の腕に順応する。本来の使い方と矛盾する。


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    教会にある「良い本」なので、恐らく聖なる書。これまた不謹慎ですが、分厚いハードカバーの本は鈍器として使用可能なのは基本ですし、面積は狭いものの、刃物などを防ぐ一時的な盾としても使えます。


    20161028kingsman5.jpg


    窓を貫通

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    デフェネストレーション(窓から投げる行為)
    リスク:極めて高い
    クールさ:高
    射程距離:1
    正確性:6
    防御:1
    緊急時、高価さ


    理由:重労働は重力に任せろ。プライスレスなステンドグラスを破壊するのはいつだって最高だ。


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    登場するだけで凶器映画としての価値が上がるガラス貫通シーン。この攻撃は、服を着ていても血まみれになる可能性がある(体験談)上に、仕掛けた側がガラスを食らう可能性も高いです。

    さらに高所の場合、貫通後の落下のダメージは増すものの、攻め手も一緒に落ちるリスクがあるので、自殺的な攻撃でしょう。ただし、その分ロマンがあります。


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    キャンドルスティック

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    教会のキャンドルスティック
    材質:真鍮
    耐久性:中
    射程距離:5
    正確性:4
    防御:6
    ミスター・最高の乱闘、聖なる炎


    変化:キャンドルはトラウマを65%軽減させる。灯ったキャンドルであれば、15%の確率で相手に火を付けることが可能。


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    他にも、ベンチなどの教会ならではのアイテムが凶器として使われており、それぞれに解説が挿入されるので勉強になりますが、絶対に真似しないで下さい。解説が入らないものも、絶対に真似しないで下さい。


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    硬いものへ叩きつけるというシンプルかつ効果的な攻撃で体がすごい角度に。

    一方で「一時停止を連打されてるみたいで、表示が邪魔!」と感じた方もいるかもしれませんが、ご心配なく。本編では、ノンストップで皆殺しを堪能できます。

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    そんなエレガントに惨殺していくハリーを見ていると、ちらちら気になるのが「眼鏡」。

    「キングスマン」でハリーやエグジーがしているのは、「Cutler and Gross(カトラーアンドグロス)」というブランドのもの。正統派のイギリス紳士のような装いのキングスマンのメンバーが身に着けるのも納得、1969年に創業したロンドンの老舗ブランドなのです。


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    主人公のエグジーや、ベテランスパイであるハリーのような黒縁メガネは、まさに王道。


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    スパイ道具すら内蔵していなくても、気分はハリーやエグジーに。無駄のないシンプルな作りでどんな服装にも合わせやすく、毎日身に着けたくなりますね。




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    ハリーの教官であるマーリンのようなブロウタイプのメガネは、知的な印象です。


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    テロ計画を進める大富豪のヴァレンタインのようなクリアフレームは、意外と顔なじみもよさそう。


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    本格的なスーツのオーダーとなるとなかなかハードルも高いものですが、眼鏡であれば簡単に気分を味わえそうですね。

    (C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation


    source:YouTubeAmazon

    (スタナー松井)

    *こちらの記事は2015年8月15日に「コタク・ジャパン」に掲載された記事を再編集しております。

    RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/news/2016/11/kingsman-cutler-and-gross.html
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