写真の失敗は、こころがけひとつで防げます!
ここ数年でスマホのカメラもずいぶんとパワーアップして、コンデジカメラはマジでいらなくなってきた感のする今日このごろ。
とはいえ、「スマホの写真って、なんかデジカメよりいまいちだな...」と思うことも多いです。これは、スマホのカメラの特徴を知らずに、デジカメのつもりで写真を撮ったときにありがちなんですね。
当然といえば当然ですが、スマホとデジカメは別のアイテム。スマホにはスマホの写真の撮り方があります。兄弟ガジェットサイト・ギズモード・ジャパンに、スマホで写真をうまく撮るコツが紹介されていました。
結論だけズバっと並べると、スマホ写真のコツは5つあるそうです。
・近づいて撮ろう
・ズームはしないで!
・カメラアプリのフィルタ機能は使わない
・いいカメラアプリを使う
・レンズはきれいに
いずれもいますぐ実行できますよ。
・近づいて撮ろう
これは簡単ですね。被写体に近づけるなら、できるかぎり近づきましょう。
・ズームはしないで!
被写体を大きく写したい時でも、ズームはしないでください。ズームを使うくらいならそのまま撮って、必要な部分を切り抜いたほうがきれいに仕上がるそうです。
スマホのズーム機能はデジタル処理によるもので、引き伸ばした画像は少しぼやけます。なお、ドコモの「L-03C」みたいに、デジタルズームじゃない「光学ズーム」を搭載したスマホはズームし放題です。
・カメラアプリのフィルタ機能は使わない
カメラアプリには、写真をミニチュア風にしたりレトロにしたりと、いろんな効果をかける「フィルタ」が用意されていることが多いです。
これらの加工も、デジタルズームとおなじく写真の質を下げるので、撮影のあとに使いましょう。
・細かい設定ができるカメラアプリを使う
フィルタやズームといった処理がなければ、カメラの性能をフルに使った写真が撮れます。あとは、フラッシュのON/OFF、露出(画面の明るさ)、ホワイトバランス(光の色合い)といった調整ができるカメラアプリを使えば、失敗の確率はぐっと下がります。
アプリにはいろいろありますが、カメラZOOM FXあたりが定番ですね。
Androidユーザー限定! 一番売れているカメラ加工アプリ『カメラZOOM FX』
・レンズはきれいに
これもわかりやすいですね。シャッターを押す前に、レンズを布でひとふきするだけです。レンズにホコリが残っていると、写真が暗なったりへんなボヤけが出たりしますよ。
スマホカメラの特徴をおさえておけば、デジカメに負けない写真を取れるようになります。それでももの足りなくなってきたら、Android搭載デジカメを買うといいのかも。
スマートフォンで良い写真を撮る方法[ギズモード・ジャパン]
(金本太郎)