こっち側は楽しいぜぇ、へっへっへ。
前作『モンスタートラブル(iOS)』では、襲ってきたモンスターから村を守るという内容でしたが、今回はその逆。モンスター側となって、人間に盗まれたお守りを取り返すのが目的です。そう、モンスターたちにも戦う理由があるんです...まったく人間ときたら。
その『モンスタートラブルダークサイド(Monster Trouble Dark Side)』(iOS版はこちら)のゲーム内容は、「ストラデジーゲームである前作の、プレイする側の立場をそのまんま逆にした」といった感じで、村を守る人間たちを、モンスターを使って戦略的に襲います。
公式の動画があるのでどうぞ。前作同様、グラフィックがすごくキレイなんです!
タワーディフェンスゲームはいくつかプレイしたことがありますが、襲う側になれるなんてめったにできない経験。これは楽しそうだ...ニヤリ
■美麗なグラフィックをぐりぐり!
このシリーズの素晴らしいポイント、それがグラフィックとBGM。
見ていて飽きないくらい綺麗に作られた村は、スワイプやピンチで自由に動かしたり、拡大したりして眺めることが出来ます。戦う場所は、この村を含めて全部で10種類あります。また、そこで流れるBGMは意外にもゆったりしていて、リラックスできる感じ。
この2点のおかげで、すぐゲームの内容に没頭することができました。見た目と音楽って大事ですもんね。
■モンスターだろうが知恵を絞り出せ!
襲う側にも戦略はもちろん必要です。
まずは地図をぐりぐり動かして人間の配置を見て、モンスターをどの巣から向かわせるかを考えるところから始まります。モンスターは10種類いて、それぞれ能力が違います。初めのうちは彼らの特徴をつかむことが大事かと。
天気も嵐や雨に変わったり、時間が経てば昼から夜になったりします。「夜が明けるまでに建物を破壊しろ!」なんて制限時間付きのステージもあるので、結構な戦略が要求されます。
「この道を抜けろ!」というステージでは、まともに行ったら射撃の的になるだけという鬼畜なステージも。
でもこちらには最大4種類のアイテムが使えて、
・「ポーション」...味方の回復&敵に使うと攻撃
・「スピードブーツ」...一定時間、高速で移動可能
・「マジックシールド」...一定時間、敵の攻撃から身を守る
・「魔法のマント」...一定時間、着る者を透明にする
と、さまざまな効果を与えることができます。これらと、モンスターたちの特性を上手く使って通り抜けた時は思わずガッツポーズしてましたっ。
どうでもいいけど「魔法のマント」は僕も欲しい...!(ダークサイド)
■モンスターたちが可愛く思えてくる! ...かも
「ライブラリー」では、モンスターや敵の詳細を知ることが出来ます。それぞれのキャラの特性を学ぶのがメインですが、どこか憎めない感じのモンスターを見ていると、「こいつらが戦っているのか」と愛着が沸いてくる...かもしれません。人間たちも個性的で面白いですよ。
全体的に見た目が洋ゲーちっくですが、きちんと日本語対応していますのでご安心を。
有料¥210なのが少し手を出しづらいところですが、内容は折り紙付きのゲームになっています。タワーディフェンス系が好きなら間違いないです。
動作も意外と軽いので、少し古い機種にもオススメできるかと。
僕は単純に「ダークサイド」って言葉に負けましたがやってみて良かったです!w
他にもダークサイド的ゲームあります!
・アクション、戦略、ダークなストーリーが好きなら間違いない!?『ダークセイント』は爽快さ抜群!
利用時間:1時間ほど
使用端末:GALAXY Note(SC-05D)
OS:4.0.4
バージョン:V1.01
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発売元:INFOCOM CORPORATION
更新日:2013年03月01日
価格:¥210
対応機種:Android2.2 以上
(宮原れい)