春っていろいろとモノ入りで、イタい出費がつづく季節ですよね。
「外はこんなにポカポカなのに、私の財布は...」なんて言いつつ、4月から節約生活をはじめる方も多いと思います。そんな節約の基本は食費ですが、冷蔵庫の食材を上手に使うお料理生活には『しゃべる冷蔵庫』を使った食材管理がスマート。家族4人で毎日買い物する私は、こんなアプリの登場を待ってました!
面倒な入力&共有できない問題を解消
冷蔵庫に入っている食材を記録するアプリって、ずいぶん前からありました。でも、めんどくさがりな私は挫折の連続。とりあえず冷蔵庫の食材管理は奥様に一元管理してもらい、私は帰宅時までに奥様へメールを送って、御用聞きをするのが日課だったのです。
つまりは入力が面倒、そして情報が共有できないという2点が問題でした。もちろん、このアプリはこれら2つの問題をキチンと解決できています。
入力した情報は、初期画面のメールアドレス・パスワード登録で共有可能になります。このアプリを夫婦や家族で使えば、買ってくるものがダブるとか、誰もが買い忘れるといったこともなくなります。
また、「奥様に言われなくとも牛乳をそっと買い足して冷蔵庫に入れておく」なんてデキる夫の演出だってできるわけですね。
この買い物リストで入力した食材は、買い物後に選んでタップすると冷蔵庫リストに加わります。これも地味に便利ですね。
スマホの音声認識機能は感動モノ!
マイクが描かれたところをタップしてスマホに話せば、音声入力ができるという機能。今ではめずらしくもありませんが、普段から滑舌が悪い私は使う頻度が少なく、そう正確には認識しないだろうと勝手にイメージしていました(関係者の皆様、すいません)。
でも、音声認識機能って進化しているんですね。このアプリは最上段のメニューにある「買い物リスト」の下にあるマイク(青く丸をつけたところ)をタップすると音声入力の画面に切り替わりますが、複雑な名前でも正確に認識していました。
冷蔵庫に入れたり、買い物リストを作成する時は、「タマネギ1個、ニンジン2本...」といったように商品と個数を声に出して認識させます。
食材と個数を連続して話しても認識する点には、けっこう感動しました。逆に冷蔵庫から取り出す時も音声入力はOK! たとえば「玉子1個出します」と声を出せば、玉子の在庫が1個減ります。ちなみに滑舌の悪い私でも、上画像の通り「野菜ジュース1個」と認識できました。が、冷蔵庫から出すのは上手くいかず...これは機種によるものだと思いたいところです。
ほかにも多彩な機能があるので、アプリユーザーのライフスタイルにあわせ、いろんな使い方ができそうですね。
使用端末:Motorola PHOTON(ISW11M)
OS:2.3.4
執筆時のバージョン:1.0.6
----------
発売元:AGENDA Co., Ltd.
更新日:2013.03.14
価格:無料
対応機種:Android2.2以上
(小田宏一)