『Curiosity』はゲーム界の鬼才モリニューが贈る壮大な多人数無限プチプチ…なのか!?
天才とは時に一般ピーポーには理解が難しいモノを生み出してしまうものです...。
『ポピュラス』や『フェイブル』シリーズなど緻密な世界観と自由度の高いゲームの数々で脚光を浴びた有名ゲームデザイナー、ピーター・モリニュー氏がスマホゲームに初挑戦したのがこの『Curiosity（キュリオシティ）』。
大御所が手がけたとあって世界中の注目を集めつつ先日リリースされた今作ですが、当初はサーバーの混雑によるものと思われる繋がりにくさなどでユーザーからは不満の声も聞こえていました。下の画像の通り、ぶっちゃけ評価は低いと言わざるを得ません。
しかし現在ではそれらの問題も落ち着いてきたのか、ゲームプレイ自体は快適に行えるようになっています。
さあ、ちょっと距離を置いていたという人も今こそキュリオシティに再挑戦してみましょうか。
と、勇んで書き始めたのは良かったのですが、このゲーム独特のシュールな感覚についていける人もそう多くないであろうというのもまた事実。オンラインで繋がった世界中プレイヤー達がよってたかって巨大な謎のキューブをちまちま削り取っていくのがゲームの主旨となっています。
キューブ自体が細かい小さなキューブ、その数なんと640億個の集合体となっており、指でタッチすると小キューブがひとつひとつ破壊されていく仕組みです。...基本的にはそれだけ。
ただひとつ明かされているのが『キューブの中心部には人生を変えるほどの秘密が隠されている』というなんだか胡散臭い言葉のみ。しかも中心部にたどり着けるのはリアルタイムで繋がっている世界中のプレイヤーのうちただ一人だけだと言います。
僕もリリース初日から1週間ほどちょっとずつ参加しているのですが、はっきり言って貢献してる感というか、達成感みたいなものはほぼ皆無です...。この気持ち...例えるならひたすらお刺身にタンポポを乗せる仕事に従事する気分かも。
小ブロックにはたまにコインが入っていることがあり、これを貯めると複数ブロックをまとめて吹っ飛ばせる爆弾なども手に入る模様ですが、そこまでコイン集めるのも至難の業。
単純作業に心が落ち着くタイプの人であればやり込むことで一種のトランス状態に入れるのかもしれませんが、せっかちな人には絶対にオススメできないこのゲーム。キューブの中心には果たしてどんな秘密が隠されているのか...私、気になります！
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使用端末：HTC J ISW13HT
OS：4.0.4
バージョン：2.19
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発売元：Konami Digital Entertainment
更新日：2012年8月19日
価格：無料
対応機種：Android2.2以上
（ワタナベダイスケ）