圧巻の大迫力映像、縁の下の力持ちはスマホでした。
昭和の歴史的遺構として廃墟マニアを中心に人気を集める長崎の端島、通称『軍艦島』。その威容を最新テクノロジーを用いて撮影したソニーのプロモーション動画が現在YouTube上で公開されています。
ラジコンヘリ(マルチコプター)からの空撮を中心に、今まで見たこともなかったような視点からのぞく軍艦島の姿はとにかくスゴい!
軍艦島を撮影した映像資料は今までにも多数ありましたが、今回ソニーのプロモーション動画では小型ラジコンヘリによって建築物内部を含む様々な場所を映し出す新たな視点が大きな目玉。そこで使用されている機材の一部を写真付きで紹介すると下のような感じ。
今回の撮影で主役級の役割を担っているカメラがソニーのアクションカム。これをマルチコプターに搭載してラジコンで空撮しているという寸法です。
そして動画の管理にはエクスペリア・スマートフォン上で動作するアプリ『Play Memories(プレイメモリーズ)』が使われているようですね。ちなみにそんなハイテク感ある撮影の様子を収めたメイキング映像もあわせて公開されていますよ。
もしかするとガジェット好きな人たちは本編よりもこちらのメイキング映像の方に興味シンシンだったりして?
メイキングを観てみるとさすがにPlay MemoriesもスマホだけでなくPCと併用しているようですね。
マルチコプターは専用のコントローラーで操縦していますが、やがてこれもスマホやッタブレットの操作が主流になる時代が来るように思います。
最近話題のガジェット盛りだくさんといった風情で撮影された映像でしたが、また数年経つと全く違った撮影風景になっているんだろうなぁ。技術の進化ってなかなか予想ができないものですよね〜。
技術の進歩で見たこともない世界が見えるように!:
Sony's Action Cam on RC Helicopter filming 軍艦島 (Gunkanjima / battleship island) [YouTube via Daily News Agency]
(ワタナベダイスケ)