グーグル、そうきたか~
アプリのみならず最近は書籍、映画、端末も取扱い始め、ますますメディアストアとして業界のプレゼンスを強めているGoogle Play。今後はガジェットファンの他、ますますの一般層の利用が見込まれています。
そんな方向転換真っ只中のグーグルプレイですが、レビューにはGoogleのソーシャルサービス「Google+」のアカウントが必須になりました。
今までのレビュー欄には、匿名 & 星一つ with 誹謗コメント(もしくは不自然な高評価連発)の3点セットをよく見かけましたが... 実名制が基本のGoogle+連携は、世紀末なGoogle Playの救世主たりえるのでしょうか?
さっそく試してみましたよ。
まず最初にGoogle+と連携する注意書きが表示されます。これは初回のみです。次からは即、レビュー画面に移行します。
お次は従来のようにレビューを書き書き。
私のGoogle+アカウントはガチ実名。ビビってしまい、某映画に本心でもない星5つ&高評価コメントを残してしまいました。
そしてレビュー欄には... ギャ、ギャァー!!
どう見ても私の名前&アイコン、しかもご丁寧にGoogle+へのリンク付きです。しかも削除は不可。本当にありがとうございました。
現時点では、レビューできるのはPC版のみ。恐らく将来的にGoogle Playにアップデートが施されると思います。
基本的にオープンネットワークを推進してきたグーグルが、実名制レビュー(しかも強制)を取り入れたのは個人的に大きなサプライズ。便利で公共性も担保される反面、本当にありとあらゆる個人情報がグーグルに流れていきそうな怖さもあります。
今回の動きに対し、競合のアップルやフェイスブック、そしてユーザーがどのように反応するかにも括目していきたいと思います。
(伊藤ハワイアン耕平)