ナムコ(現、バンダイナムコ)の出世作にして不朽の名作『パックマン』のオリジナル版が無料、タダで楽しめますよ。アラフォーな筆者的に激しく胸熱。やったことない人も、何はともあれダウンロードでしょ。
広告表示を消したりするのに課金することもできますけど、ゲーム自体を楽しむのに追加費用は不要です。ただし、トーナメントモードを楽しみたければ、ユーザー登録だけは、しなければいけませんけど。
やったことがない人には「敵をかわしながら、ポイントゲットするだけ」の昔のゲームに見えるかも知れませんね。
いや、まあその通りなんですけども。
しかし、本ゲームが世界を席巻したのには、ちゃんと理由があるんですよね。やったことがない人も、その奥深さにハマってみてください。
操作方法は、進みたい方向を指定するだけのシンプルなもの。スマホ版の本作は、スワイプで操作します。
ジョイスティックモードも選べますけど、筆者はスワイプ操作の方がやり易かったです。
角を曲がるときに、パックマンの方がコーナーリングが上手いという設定なので、角にさしかかるより一瞬早く操作するのがコツです。これで、モンスターに追われていても、コーナリングで差を広げることが出来ます。
4色のモンスターがいますけど、それぞれの色別に性格が設定されています。
・ピンクは、パックマンの先回りをするように行動するタイプ。
・水色は、パックマンとは逆に動くタイプ。
・オレンジは、パックマンとは無関係に動くタイプ。
ただし、人工知能的な要素は皆無なので、ゲーム開始からのパックマンの動きが同じなら、必ずモンスターも同じ動きを再現します。
したがって、各面には定石的な攻略パターンが存在します。神レベルのプレーヤーが操作するパックマンには、動きに一切の無駄がなく、もはや様式美を備えた芸術作品を観ている趣にさえ感じられるのは、このためです。
パワーエサを食べると、モンスターがイジケモードに入ります。
敵に囲まれたら、これを食べて逆襲してしまいましょう。ただし、面クリしていくと、イジケなくなって進行方向が変わるだけとなり、難易度が上がります。
さらに面が進むと、パックマンのスピードも遅くなりますので、ここまでくると攻略パターン必須となります。
ネタバレ注意ですが、熟練者のプレイする動画が観たい方は、こちらからどうぞ。
例えばルービックキューブなんて、もはや速く解ける人は10秒台で解いちゃうなんてレベルですけど、今でも魅力的なパズルで、その後の類似モノは大きなインパクトを残せていませんよね。
今回、久しぶりにパックマンやってみて、鬼ごっこにも似たこのゲーム性は、やはり金字塔だなと思わされましたよ。
「派手なグラフィックなんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ。」
使用端末:HTC J ISW13HT
OS:4.0.4
バージョン:1.0.5
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発売元:NAMCO BANDAI Games
更新日:2013.4.3
価格:無料
対応機種:Android2.2以上
(田中宏和)