結論:無理っぽい。
あした11月30日より、auとソフトバンクでLTE対応のiPad(Retinaディスプレイモデル)とiPad miniが買えるようになります。
本日、auからiPad専用のデータ通信プランが発表されました。プランにはいくつか種類があるのですが、注目はすでにauでスマホを利用している人だけが契約できる、「ゼロスタート定額キャンペーン」。
このプラン、「基本使用料が0円」なんです。データ通信をすれば最大4,980円のデータ通信料と、315円のネット接続使用料が必要になるのですが、携帯電話回線を使わなければこの料金はゼロになります。
じゃあじゃあ、iPadだけ買って、データ通信は契約だけして使わなければ、毎月の支払いはiPad本体の分割支払金だけでいいわけー?
...と思ったのですが。
料金プランによくよく目を通してみると、iPadの契約にはデータ通信料やネット接続料のほかにも、「au Wi-Fi SPOT使用料」の契約が必要のようです。
「au Wi-Fi SPOT使用料」はauの公衆無線LANを利用できるサービス。月額490円ですが、この料金にはどんな割引も適用されません。あとユニバーサルサービス利用料もありますが、これは月額3円なので無視していいレベル。
うーん、通信料なしでLTE対応のiPadを買うことはできないっぽいですね。フツーにWi-Fi版を買いましょう。
なお、ゼロスタート定額キャンペーン以外にも、「LTEフラット for Tab(i)」というプランがあります。こちらは月額5,460円ですが、「auスマートバリュー」を組み合わせることで2年のあいだ月額3,980円になります。
iPadでヘビーに通信する人で、「auスマートバリュー」の条件を満たせるなら、こっちのほうがお得ですね。
[料金・割引 | iPad mini / iPad | au]
(金本太郎)