パズドラがゲーム業界を変えそう。
Google上級副社長アンディ・ルービン氏が、「パズドラが売れすぎたことによる負荷により、Googleの決済システムがダウンしかけた」と語ったと、ITmedia ニュースさんがレポートしています。
いや、マジでどんだけ売れてるんですかパズドラ。あのGoogleのサーバーをダウン直前まで追い込むって...。間違いなく、今世界で一番売れているゲームでしょうね。
前々からアイテム課金型のゲームのユーザーが決まって言う言葉に、こういったものがありました。「がめつく課金を求めるシステムより、無課金でも十分遊べるようにして人を集めたほうが儲かる」というものです。
筆者自身もアイテム課金型のオンラインゲームのプレイヤーなのですが、この言葉にはかなり疑問を持っていました。これはあくまでもユーザーのわがままであり、実際はそれじゃ儲からないのではないか、と。
しかし、どうやら間違っていたのは筆者と、ゲーム運営だったようです。パズドラは、それを自身の力で証明しました。無課金でも遊べて人が集まれば、最終的にはGoogleの決済システムをダウン直前まで追い込むことができるのです。
ユーザーの意見は正しかった。がめつくなっては、いけなかった。
そして、おそらくですが、これから多くのオンラインゲームとソーシャルゲームが、無課金でも十分遊べるように方向転換を始めるのではないかと思います。このパズドラの前例は、ほとんどのオンラインゲーム運営会社がうらやましがっているはずですから。
パズドラが、これからのゲーム業界の流れを買えてしまうかもしれませんよ。
まあ、半分希望的観測ではあるのですが。お願いしますよ、私がプレイしているゲームの課金アップデートばかり高速で進めている運営さん...。
課金ばかりだとこういうことにもなりますし:
「パズドラ効果」がGoogleの決済インフラも脅かす[ITmedia ニュース]
(コンタケ)