人間なんて、ちっぽけなミクロコスモスだったんだな(至言)
スマホで超リアルな宇宙旅行を楽しめる宇宙シミュレータが『Pocket Planets Lite(ポケットプラネッツライト)』です。
太陽系内の土星や水星、火星、などなどあらゆる惑星同士を自由に行き来でき、惑星表面をグルグル回したり拡大・縮小したり、時間を進めたり戻りたりすることで各惑星の回転の様子を楽しめたり...と、「ポケットプラネット」という言葉はダテじゃないな、と思わせる素晴らしさです。
というわけでアプリを起動すると、ドーーーン! と我らがEarth(地球)が登場。地球自体もそうなのですが、周囲に散りばめられた無数のホシクズも、何から何まで本当にリアル。無音の闇の宝石箱って感じです。ガガーリンさんの「地球は青かった」という言葉、今になって初めて理解しました。
スワイプで地球儀みたく回したり、ピンチ操作で拡大/縮小できますが、あんまり近づきすぎると、「ボヨーン」と跳ね返されて宇宙の彼方へただようことになるので注意が必要。でも、それすらも宇宙遊泳的気分を味わえて楽しいのですけれど。
メニュー「Location」から好きな惑星をタップすると、瞬時に選んだ惑星へ移動することができます。エリスとかイクシオン、ヴァルナなどの小惑星は課金しないと見れませんが、恒例の覚え方(すいきんちかもくどってん...)に登場する惑星は、全て見れます。
Saturn(土星)にぶらり旅にきました。迫力あるなあ。多くがガスで出来てて、周囲の輪っかはほとんど氷の破片なんて...地球が当たり前の感覚からすると、怖い気すらします。サターンの周りをウロウロしてる衛星なんかもしっかり表記されており、タイタンをタップしてみたら、おっきなドルマーク(課金)でした...。
ちなみに、画面の右端をタップすると定規のようなものがでてきて、これを上下にスワイプすると、時間進めたり戻したりできます。それにあわせて惑星自体も回転するので、各惑星ごとに試してみてそれぞれの回転の速度を確認してみるのもいいかもしれませんね。
あとはメニュー「Map」から、太陽系や外部太陽系など距離別に惑星を切り替え、それを遠くから望遠鏡で眺めているように観察することも可能です。外部太陽系で試してみましたが、綺麗です。
ちなみにこれも定規を引っ張りだして回転する様子を見れるので、全体の惑星の動きも見れて楽しいです。もちろん各惑星をタップすればひとっとびで移動できますよ。
スマホ端末でも十分その雰囲気を堪能できましたが、タブレットなどで見てみるとさらにその迫力が増すんだろうなと思いました。宇宙って案外近かったんですね。
利用時間:1時間ほど
使用端末:IS12SH
OS:2.2、2.3
バージョン:1.0.3
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発売元:Bruno Oberdorfer
更新日:2012/09/20
価格:無料
対応機種:Android2.2以上
(斎藤栄孝)