これがおっさんホイホイというやつか。
『哀愁のデフラグ』は、Windos98のデフラグ画面と音を忠実に再現したアプリ。あの遅々として進まなかった、懐かしのデフラグを楽しむことができます。
若い方は知らないかもしれませんが、Windows XPまでは「デフラグ」というものを定期的にした方が良いとされていました。詳しい話は省きますが、デフラグをしないと、Windowsの動きが日に日に遅くなっていってしまったのです。
しかし、このデフラグにかかる時間がとにかく長い! ハードディスクの性能や使用容量などにもよりますが、条件次第では8時間とかザラにありえました。
しかもデフラグ中は、基本的にパソコンには触れてはいけません。なので、いつも寝る前にデフラグ開始していた、という方も多いでしょう。
まあデフラグ中はハードディスクが超ガリガリ音出してうるせえので、自分の部屋にパソコンがある方はなかなか寝付けなかったかもしれませんが。んで朝起きてシャットダウンしようと思ったらまだ終わってねえとか、よくある話でしたね。
しょうがないのでそのまま学校にいくわけですが、母親に「母さん、パソコンついてるけど絶対触らないでね!」と念を押して登校して...ああ、懐かしい。
Windows Vista以降は自動でデフラグする機能が搭載されたため、「デフラグ」という単語自体だんだん使われなくなってきたように思います。まだXP以前のOSを使っている方は、今でもしておられると思いますが。
さて、デフラグの思い出を語っているだけですでに長文乙な状態になってきているので、いい加減そろそろアプリを起動してみましょう。
なお、本アプリはあくまでも音と画面のみ。実際にスマホをデフラグするわけはないのでご注意ください。
アプリを起動すると、こんな画面になります。わー懐かしい。
右下の「記号の意味」ボタンを押して出るウィンドウも忠実です。
では、「開始」ボタンを押してみましょう。ガリガリガリガリという音と共に、青いブロックが増えてデフラグが進行していきます。進行度が100%になれば、デフラグ終了。
もう一度「開始」を押せばまた最初から始まります。
見て楽しむのもいいですが、このアプリを起動しておくだけで、一部の人に対してスマホを触らせない効果も期待できるかもしれません。ITに詳しいおっさんに対して効果大です。
と、なかなか楽しいアプリなのですが、広告が画面上中央に表示されてマジ超ジャマです。本アプリを使う場合は、↓こちらの方法で広告が出ないようにしてお楽しみください。
使用端末:HTC J butterfly (HTL21)
OS:4.1.1
バージョン:1.0
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発売元:SoftLibrary株式会社
更新日:2013年5月1日
価格:無料
対応機種:Android1.5以上
(コンタケ)