『Snapseed (スナップシード)』を素通りしたら、もはや画像編集アプリを語っちゃいけないレベルです
これは『Pixlr Express (ピクセラー エクスプレス)』超えちゃいましたね。恐るべし、アプリ群雄割拠。まさにフォトエディター事変です（筆者的に）
『Snapseed (スナップシード)』は、写真を編集・加工するためのアプリなんですけど、他にない素晴らしいエフェクトと、必要にして十分な編集メニュー、そしてスマホで使うのに適した操作感がまさに秀逸！ なアプリですよ。しかも無料です。
残念ながらAndroid4.0以上でしか使えないので、4.0未満の人には、引き続きピクセラー エクスプレス最強の状況は変わらず、なんですけどね。
せっかくなので、ピクセラー エクスプレスと、先日レビューしたFXカメラとの比較もしてみましたよ。
まずは使い方の解説ですが、メニューボタンから「オーバーレイを表示」を選択すると、各項目で上記のような解説が表示されます。
よく分からない時は、この解説を参考にしつつ、実際に編集してみるということで大丈夫だと思います。日本語で使えるというのが、ポイント高いところですよね。
さて上の画像は、筆者行きつけの老舗バーで撮ったボトルの写真ですが、今回、それぞれのアプリを使って、老舗の雰囲気を強調した画像に加工してみました。
（自分の持てる知識を総動員して、できる限りの加工を施しています）
左から「スナップシード」「ピクセラー エクスプレス」「FXカメラ」です。
それぞれのアプリに出来ることと出来ないことがあるし、あるいは好みの問題もありますので、単純にどれが良いとは言いにくいんですけど、一番左の画像は、銘柄のあたりが明るく強調されていることで、写真に奥行きが出ていると思います。
今回設定した条件だと、Snapseedが非常に良い仕事をしていると言えるでしょう。
（決して、他の2つのアプリで手を抜いたということはありませんよ）
スナップシードをイチオシしたくなる一番のポイントは、他にはないユニークなドラマ・フィルターでしょうね。
明度、コントラスト、彩度の調整方法にメリハリが効いていて、他にはない特徴を与えられていると思います。
さらに本アプリ、画像の大きさを変えずに保存できるし、フィルターを多用しても画像サイズがあまり重くなりません。
では、ピクセラー エクスプレスの特徴は何か、というと、ハンパない数のエフェクトを搭載していて、さらに独自のOverlayフィルターがあることでしょう。
エフェクトの数だけじゃなくて、基本をしっかり押さえた、ほとんど穴のない画像編集ができるアプリですので、キラーアプリっぷりは相変わらずです。
ただ、iOS版で有料だったスナップシードが、Googleに買収されたとたん、無料になってAndroid版もでちゃったもんで、コスパが同レベルの強力なライバルが登場しちゃったというだけのことです。
もちろんこのアプリも、優良アプリには違いありませんよ。
このままだと、ただの噛ませ犬となってしまいそうなFXカメラですが、このアプリの特徴はというと、何と言ってもSNSへの投稿のしやすさにあります。
編集後の画像の重さは224KB、大きさも600x800ピクセル固定となってますが、まさにウェブへのアップに特化した割り切りですよね。
編集作業も至って簡単だし、フェイスブック、ツイッター、ミクシィへの同時投稿もできますよ。
それぞれ特徴がありますので、筆者は結局どれも捨てられずに使い分けていますが、どれがメインかと聞かれれば、迷わずにスナップシードと答えますね。
「アレもコレも入れてもなあ」なんて言ってないで、皆さんにもぜひ使ってみて欲しいアプリですよ！
ちなみにスナップシード、パッと見だとGoogle＋への投稿しかできないように見えるんですけど、ちゃんとメニューから他のSNSにも投稿できるようになってます。
まあ、Googleが買収したアプリですから、ゴリ押... おっと、誰か来たようだ。
では、失礼。
利用時間：3日ほど
使用端末：HTC J ISW13HT
OS：4.0.4
バージョン：1.4.1
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発売元：Nik Software, Inc.
更新日：2012.12.7
価格：無料
対応機種：Android4.0以上
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（田中宏和）