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たった1年半でこの進化... 最新「エクスぺリア タブレットZ」の旧モデル比較レビュー
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たった1年半でこの進化... 最新「エクスぺリア タブレットZ」の旧モデル比較レビュー

2013-05-06 16:03
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    「一皮むけた」どころじゃありません

    この春に登場したソニーの10インチ タブレット「エクスぺリア タブレットZ」。電機店やドコモショップでは目立つ場所に展示されていますし、ひょっとしたら「もう買った」「友達が持ってる」という方もいらっしゃるでしょう。

    何を隠そう私はWi-Fi版を発売日に購入したくちなのですが... ハッキリ言って大満足。普通に使っても素晴らしいですが、なにより初代「ソニー タブレットS」を使っていた人間にとっては大げさではなく感動です。

    というわけで本稿は、普通の端末レビューではなく私にしかできない(?)旧モデルとの比較レビューをしてみたいと思います。もちろん、購入に踏み切れない方にも参考になりますよ♪


    ペリタブZは高い!

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    新モデルのエクスぺリア タブレットZ59,800円、旧モデルのソニー タブレットSは52,800円。(どちらも発売時の価格 / 32GB版)

    絶対的比較としてエクスぺリア タブレットZの方が高いです。さらにiPad1強時代の当時と異なり7インチなら2万円でかえるこの時期として、相対的に比較しても割り高ですよね。


    ペリタブZは軽い!薄い!

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    エクスぺリア タブレットZ公式サイトの一番初めに「世界最薄*防水」とうたわれている様に、薄さが一番のウリなのです。

    並べてみた画像は↑の通り。全然違います。兄弟モデルとは思えないくらいです。

    そして、薄いからとっても軽い495g598gでは大差がないかと思いきや、長時間手に持っていたり持ち運んだりすればその差は歴然です。

    そしてこの軽さこそ、私が購入に踏み切った最大の理由です。あえて言おう、ガジェットは軽ければ軽いほどイイと!


    ペリタブZはヌルサク!画像もキレイ!ただし...

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    スペックアップの恩恵は、例えば新しい場所でもガンガン表示してれる「Googleマップ」の利用中や、重いウィジェットでも設置していない限りスイスイ動くホーム画面で体感できます

    また画素数が向上した(1920×1200 / 1280×800)したので、エクスぺリア タブレットZにドットのカクカク感はありません。標準壁紙の美しさには、何度見ても溜息です。


    ただし、エクスぺリア タブレットZの画面明度は最低にしてもかなり明るめです。暗い部屋では気持ち悪くなってしまう(近眼&乱視)ので、強制的に画面を暗くする『疲れ目防止フィルター』を私は併用しています。


    ペリタブZは起動が早い!ただし...

    端末の立ち上げ時間。あの文字やマークがブヨブヨ~と動いているのをただジッと見つめている時間。あれは待てません。タイムイズマネー!

    エクスぺリア タブレットZは約17秒で立ち上がります。タブレットに限らずスマホを考慮しても早いです。比べてソニー タブレットSは36秒もかかります。

    ただし、エクスぺリア タブレットZはボタンを4秒ほど長押ししなければ起動してくれません。(ソニー タブレットSは2秒ほど) よく使う操作なだけに、ちょっと残念です。


    ペリタブZはバッテリーが長持...んん?

    ガジェットと切っても切れない関係にあるのがバッテリー。重量が軽い限り、多いに越したことはありませんよね。

    エクスぺリア タブレットZのバッテリー容量は6,000mAh。5,000mAhのソニー タブレットSと比べてさぞ長持ちすると思いきや...

    実は違いはほぼありません。例えばどちらの端末でも動画視聴すると、1時間でバッテリーが7~10%減ります


    ペリタブZはサウンドが...こ、こりゃ負けだぁ

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    紙面では伝えきれないのがサウンド感。結論から申しますと、エクスぺリア タブレットZ残念です。

    エクスぺリア タブレットZには左右の側面と底面で計4つのスピーカーがあり、サラウンド感はあります。しかしその一つ一つが小さいためか、音のボリューム感に欠けているんです。また公式クレードルに入れちゃうと、音がこもってしまうのもマイナス ポイントでしょう。


    結論:ペリタブZは最高!でもソニタブSもイイね!

    薄さとデザインを武器として、さらにタブレットとしての完成度を高めたエクスぺリア タブレットZソニー タブレットSとは兄弟モデルながら、一部要素を除いて圧倒です。1年半でよくこんなに進化したなぁ。(しみじみ)


    本稿で逆に株を上げたのはソニー タブレットSの方かもしれません。

    技術介入要素(画質/スペック/重量)は仕方ありませんが、それ以外は完成度の高さが光ります。アプリ中にアプリを使える「スモールアプリ」や他ソニー商品/サービスとの「連携」はほぼ同じですし、この謎の傾斜(?)も慣れてくるとイイんですよね~(笑)。1万5千円程度なら十分買いでしょう。


    いままで頑張ってくれたソニー タブレットSに惜しみない拍手を心の中で送りつつも、私は今後少なくとも2年はエクスぺリア タブレットZを使い込んでいこうと思います。

    この業界で2年は途方もなく長いですが... コイツなら大丈夫と信じてます! たぶん!


    (伊藤ハワイアン耕平)

    RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/news/2013/05/xperia-tablet-hikaku.html
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