日々の筋トレや生活費、ジョギングの距離や残業時間など、用途に応じて折れ線や棒、円など様々なグラフを簡単手軽に作成できるアプリが『グラフ お試し版』です。
グラフ名やX/Y軸の数値の入力をするだけというシンプルな操作に加えて、ウィジェットとしても設置可能なので、仕事帰りにスーパーに寄った帰りに、チャチャッと金額を入れることもできて簡単な家計簿にも使えそうです。Excelのグラフ作成よりも簡単なのに、CSVファイルとしても出力可能という優れもの。
いくつかグラフを作ってみたのですが、やっぱり一目瞭然だと日々の習慣づけのモチベーションにつながりますね。伝家の宝刀「色々忙しいから」にかまけて怠り気味だった日課も、グラフとして見える形だと、数値を入れ新しいグラフになるたびに、何かをコレクションしていく気分になります。
師走はお坊さんがあっちこっちで忙しくお経をあげるのが語源という説があるとのことですが、年の瀬はお財布内の動きも忙しいですよね。そんなわけで、日々の出費を例にとってグラフを作成してみたいと思います。
まず起動画面右上の「+」となっているアイコンをタップし、毎日の日課として記録するタイプの「継続グラフ」を選択します。
で、グラフ名、グラフのタイプ(折れ線or棒)を設定し、Y軸の数値の幅を設定すれば完了です。Y軸についてですが、例えばジョギングを毎日5~15km走るなら最小値5、最大値15、使うお金の金額の幅が1000~5000円なら最小値1000、最大値5000という具合ですね。全ての項目の設定が完了したら、画面右上の「保存」からグラフを保存します。
あとは保存したグラフを呼び出し、画面右上の鉛筆アイコンをタップして、数値を入れていくだけです。
ちなみに、日付の欄は変更可能なので、数値を入れ忘れた際などはさかのぼったり、もしくは、未来日記的に明日はぜってえこんだけしか使わん! と決めた場合は、結構出費しそうな危険性のある日にあらかじめ予算を入れておく、という使い方もありかもですね。
ウィジェットとしても置けるので、いつも自分の見えるところにおいておけば色んな意味で自分への良いいましめにもなるだろうし、タップすればいつでも気軽に数値を入力できるので、何かの日課完了後すぐさま入力! と、グラフをつけるという日課からも逃げずにすみそうです。
ちなみに今回紹介したのは無料版で、グラフは7つまで登録可能です。シンプルかつ実用性が高いアプリって本当の意味で良アプリだと思うので、久しぶりに有料アプリの購入を本気(マジ)検討しているところです。
利用時間:1時間ほど
使用端末:IS12SH
OS:2.2、2.3
バージョン:1.3.0
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発売元:Sinwa Electric Corp.
更新日:2012/10/19
価格:無料
対応機種:Android2.1以上
(斎藤栄孝)