スマホ・ウィズ・電子ペーパーの潮流がロシアにも波及してます。
先日、背面にE-Ink(電子ペーパー)ディスプレイを設置したiPhoneケース『popSLATE』の話題を取り上げました。完成されたプロダクトデザインを持つiPhoneへ機能を追加するために工夫を凝らしたケースを装着する手法はもはや定番のカスタマイズですよね。
一方ロシアは最初から液晶と電子ペーパーを両方搭載した。
思わずアメリカンジョークを疑うレベルですが、どうやら本気度100%です。ロシアの企業『Yota Devices(ヨタ・デバイス)』が発表した『YotaPhone(ヨタ・フォン)』は本体両面に液晶とE-Inkを備えたデュアルスクリーンのスマホ端末。
しかも発表された画像を見る限り、現在一般的なモデルのスマホと遜色ない薄さを実現する様子です。
米Engadgetの記事が伝えるところによると、前面の液晶ディスプレイは4.3インチで720×1280ピクセル、背面E-Inkの解像度は200dpiとなる模様。OSはAndroid4.2を搭載し、既に動作可能なプロトタイプが存在するほどの開発段階にあるのだそうです。
また余談ですが、この端末も通信方式としてはLTEの高速通信に対応しているとの記述があり、気になってロシアの通信キャリアでやはり同じ名前のヨタ(Yota)のウェブサイトも調べてみると、やはりロシアでもLTEの普及は急速に進んでいるんですね〜。
しかしまだまだ製品化は先の話のようで、来年の第3四半期に市場投入される予定。
しかし2013年2月に開催されるMobile World Congress 2013なるイベントには実機を出展するとのことで公式サイト上でもカウントダウンで期待を煽っていますよ〜。
関連記事:
(ワタナベダイスケ)