ひとつひとつのカタチに意味があるって素晴らしい!
ドコモの2013年夏モデル発表会に赴いて発表された全てのモデルをべったりじっくり触りまくってきたTABROIDワタナベが、今回の発表会で最も感動したハードウェアがコレです。花形となる新スマホ端末を横目に、会場のすみっこでひっそりと展示されていた『ワイヤレスチャージャー03』すなわち「おくだけ充電」対応の充電器です。
あえて言おう! 主力製品のスマホがどれも似た形に落ち着きがちな今の時代、デザインコンシャスなプロダクトは周辺機器にこそあらわれると!
...と、威勢良くタンカを切ったものの展示された状態でどうしてもビジュアルが地味になってしまうのも周辺機器の悲しき宿命かな。本製品はドコモ純正品としては3世代目となる『Qi(チー)』対応の非接触充電ステーション。
従来のモデルと比較すると四角くて場所をとりがちだったものを、可動コイルをなくすなど内部構造を見直すことで小型・低コスト化に成功。そして重量も前モデルの半分という75gを実現。
小型化で外部デザインに余裕ができた結果として日本人に馴染みのある小さなオニギリ型のボディとなりました。親しみやすいね。
カタチが三角形になったことでユーザーは自然と端末を置く向きを意識するようになるそう。さらに充電状態がひと目でわかる充電ランプを二カ所の端に設置することで端末を乗せた状態でもランプが見やすくなりました。
ちなみに上の写真はランプが赤く点灯しており、設置が不十分な状態。充電時は下のように青く点灯します。
また、以前のモデルではおくだけ充電をしている時にメールや電話の着信があったことでバイブの振動で置き位置がズレてうまく充電できていないという事例が報告されていたそうで、今回のモデルには滑りにくいシリコンキャップを装備。
しかもキャップは取り外し可能でグレー・ピンク・ブラウンの3色が同梱されるのも嬉しいところ。インテリアにあわせた色でまとめられますよ。
なんとさらに、デザイン上の細かな気配りは本体以外の部品にも及ぶのです!
例えば上の画像ですが、電源ケーブル上に被せるフェライトカバーが本体と同じ高さに揃えられていて縦に長い端末やタブレットを置いた場合に支点として活用できるようになっているのがわかります。
ひとつひとつのパーツが本当に考え抜かれているってわかると愛着もひとしお。『Qi』対応機器を持ってない僕も、猛烈に欲しくなってしまったアイテムなのですよ〜!
ドコモの夏モデル2013:
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[NTTドコモ]
(ワタナベダイスケ)