だが、裏にはドコモと日経への期待という意味合いもありそうだ。
先日、ドコモの新商品発表会が開催されました(詳しくはこちら)。国内外問わず「iPhoneの販売を開始するのではないか」という報道がなされた回った中での開催でしたが、結局iPhoneのiの字も出てこずじまいでしたね。
そんな発表会の翌日、日経新聞が出した一つの記事が注目を浴びます。それが、こちらの記事。実際にリンク先を読んでみていただきたいのですが、特に注目されているのが以下の部分です。
だが裏にはiPhone導入への布石という意味合いもありそうだ。
読んだ瞬間に、読者の9割が「どこがやねん!」と吉本の漫才がごときツッコミを入れてしまいそうな一文ですね。ドコモはエクスペリアとギャラクシーを「ツートップ」と言い切っちゃってますし...。
また、日経新聞は数年前から「ドコモからiPhoneが出る」といった内容の記事をたびたび出してきた過去もあり、読者からのツッコミも鋭さマシマシだったこと受け合いです。筆者もパソコンの前で激しくツッコミました。
しかし、最初はただのツッコミだった反応も、時間が経つに連れだんだんと愛情に変化していきます。
文章のつながりに脈絡がなく、過去数年にわたって日経新聞が出してきた「ドコモiPhone」のすべてが詰まったようなこのナイスフレーズ。
だんだん「文章の最後につけるだけで自分自身が日経新聞になれる」と、Twitterを中心に流行の兆しを見せ始めます。
どの記事でも、最後に「だが裏にはiPhone導入への布石という意味合いもありそうだ。」ってつければ日経の記事になるよ!
— ぱんだこωさん (@black_kuroda) 2013年5月16日
そして、あっという間に人気爆発。「とりあえず文章の最後につけとけ」状態に。
おなかすいた。だが裏にはiPhone導入への布石という意味合いもありそうだ #だが裏にはiPhone導入への布石という意味合いもありそうだ
— 岡島康憲/Y.Okajimaさん (@okaji) 2013年5月17日
「母さん助けて詐欺」の被害者は8割が女性という調査結果が出た。だが裏にはiPhone導入への布石という意味合いもありそうだ。
— ぱろっとさん (@parrot_studio) 2013年5月17日
リニア駅、切符売り場・待合室なし...基本構想 dlvr.it/3NSRTZだが裏にはiPhone導入への布石という意味合いもありそうだ。
— たびさん (@mesotabi) 2013年5月16日
もう#だが裏にはiPhone導入への布石という意味合いもありそうだでハッシュタグも作られています。しかもこのタグで検索すると、マジでまったく関係ない話題の最後におまけみたいにくっついてて笑います。
まあ、それだけドコモからiPhoneが出ることを願っている人が、多いということなのかもしれません。ぶっちゃけもう出なさそうですが...。
筆者としては、今後も日経新聞には「ドコモiPhone」の話題を提供し続けて欲しいという思いでいっぱいになったのでした。だが裏にはiPhone導入への布石という意味合いもありそうだ。
毎度おさわがせ、ドコモiPhoneでございます:
なぜドコモからiPhone出ない? 今までの報道をまとめて、わかったこと
2013年5月16日付 《日経産業新聞》[日経新聞]
(コンタケ)