先日消費者庁は、SIMフリー スマートフォンの通信販売を手掛ける「SKS Telecom Co.,Ltd」が不当な勧誘をしているとし、自社HPで消費者に注意喚起しました。
簡単に言うと、消費者から代金を受け取ったのに商品を発送していない詐欺行為が強く疑われている、ということですね。こ、怖い~!
なおSKS Telecomの公式サイトは既に閉鎖され、電話番号も不通になっています。
海外モデルでも日本で利用できる、SIMフリー版スマートフォン。TABROID読者にも購入を検討、もしくは購入した方もいらっしゃるでしょう。残念に結果にならないためにも一読しておきたい、SKS Telecomの手口は以下の通りです。
1.自社サイトでSIMフリー スマートフォンを販売
2.消費者が入金後、商品の入荷日&出荷日を通知
3.後日、実体のないEMS(国際スピード郵便)「お問い合わせ番号」を消費者に通知(商品を郵送していないのは消費者庁が確認)
お金だけもらって商品は送らない、という手口は非常にシンプルです。しかしSIMフリーというややアンダーグラウンドな商品、かつ海外取引という難しさが、SKS Telecomに隙を見せる結果に繋がったのでしょう。
ひょっとして自分も?と思い当たりのある方は、消費者庁の連絡してはいかがでしょうか?
消費者庁 消費者政策課 財産被害対策室
TEL:03 3507 9187
FAX:03 3507 9287
筆者もSIMフリー版タブレットを購入したことがありますが(国内業者ですが)、実際に商品が届くまで生きた心地がしなかったのは今でも鮮明に覚えています。
いやはや、こういった類の違法行為はある程度どうにもならない部分もありますが、可能な限り避けたいですよね。
[消費者庁]
(伊藤ハワイアン耕平)