これは絶対引っかかるよ。
海外のITニュースサイトThe Registerによると、街中にある宣伝用のQRコードの上に、フィッシング詐欺サイトに繋がるQRコードのステッカーを貼るという手法が発生しているとのことです。
なんという盲点にして、天才的発想。なぜ今までこの可能性に気づかなかったのか、不思議なくらいです。
今や生活の一部として、すっかり溶け込んだ感のあるQRコード。アドレスをわざわざ手打ちしなくても、スマホで読み込むだけでサイトを見れるので便利ですよね。
しかし、今回はその便利さを突かれた形となりました。基本的にポスターは一度貼ったらしばらく放置されたままですし、QRコードは見た目じゃアドレスがわかりませんからね。
ポスターを貼った方も、読み取る方も全く気付けないわけです。うーむ、賢すぎるぞ犯人...。
大した予防策もありませんが、一応考えられる対策をご紹介します。
1.QRコードがステッカーで貼られたものじゃないか確認する
とりあえず「上からステッカーを貼っている」手法のものには確実に効く対策。しかし、この手の詐欺はすぐに新しい手法が生み出されていくもの。いつまで有効かわかりません。
2.セキュリティアプリを導入する
どこまで防いでくれるかわかりませんので、確実に防げる保証はありません。
3.外ではQRコードを読み込まない
フィッシング詐欺に合うの嫌だもんね。仕方ないね。
手口が斬新すぎるため、いまいち有効な手立てが思いつきません。そう待たずして、日本でも同じ手口が発生するかもしれませんよ。要注意です。
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(コンタケ)