ブラジルよ、お前もか。
ブラジルのGradiente社が、「iphone」というアンドロイドスマホを発売したと、海外ニュースサイトThe Vergeが伝えています。しかも、「iphone」でバッチリ商業まで登録済み。
中国では日常的な光景ですが、ブラジルでもこういうことが起きてしまいましたか...。いやはや、人気商品は辛いですね。
そして、また訴訟をしなければいけないアップルも辛い。まだアップルからの公式発表はありませんが、何かしらのアクションは起こしそう。
ちなみに、ブラジルでも本物(アップル製)のiPhoneは4Sまでですが、ちゃんと販売されています。未発売国ならまだわからないでもないのですが、あえて相手の目の前でやっちゃいますかね。
さて、ではこのブラジル製「iphone」についてもう少し詳しく見て行きましょう。
今回発売されるのは『iphone neo one』(アイフォン・ネオワン)という機種。
使用OSはアンドロイド2.3.4で、Simスロットは2つ搭載。...公式ではなぜかこれ以上詳しいスペックが見当たりません。
海外のIT情報サイトTecnoblogによると、CPUは700MHz、パネルは3.7インチで解像度が320×480とのこと。メモリに関する記述は、どこを探しても一切見つかりませんでした。
これは...予想に反してかなりの低スペックっぽいですね。メモリが何メガなのかわからないので何とも言えませんが、おそらくこの感じだと1ギガ以下でしょう。多分512メガと予想します。
どうやら、同じなのは名前だけのようですね。見た目も全然違いますし。やはり、中国は(いろんな意味で)レベル高いなぁと、改めて感じさせられる一件でした。
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iphone neo one[Gradiente]
Brazil gets a new 'iphone,' but this one runs Android (update)[The Verge via juggly.cn]
Gradiente lança Iphone que roda Android[Tecnoblog]
(コンタケ)