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謎解きADV『潜入ゲーム』はSNS時代のユーザー参加型メディアに成長するか?
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謎解きADV『潜入ゲーム』はSNS時代のユーザー参加型メディアに成長するか?

2013-06-02 16:06
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    高校生と、おてがる密室謎解き!


    とある小さなデータ復旧会社。その実態は、依頼人の夢に潜入し、本人が忘れていた記憶を思い出させるのが使命...そんな日常系SFストーリーを楽しめるのが、この『潜入ゲーム』


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    プレイヤーの任務は潜在意識下の空間で、失われた記憶の断片を10ピース集めること。ジャンル的には、短いステージをクリアしていくタイプの脱出ゲームになります。


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    依頼も「失くしたおもちゃの場所」や「思い出せない案件」だったりと、何だかほのぼの。と思ったら有料の「EXTRA MISSION」では、謎の少女に記憶を奪われ、パートナーが意識不明になるなど、結構スペクタル。奇妙な生物に襲われるとことか、本気で怖い!


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    夢に潜入する際は、パートナーが選択できます。しかも女子or男子高校生の二択! 高校生と密室で、謎を解くまで出られないとかって...広がるよね~いろいろと。

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    ゲーム中は、パートナーが具現化するアイテムが謎解きに欠かせません。また、「TALK(トーク)」ボタンで得られる彼らのかなり自由な発言も、詰まったときのヒントになったりならなかったり。ステージを重ねるたびパートナーに愛着が増します。

    記憶の断片は、ステージに置かれた黒い箱のロックを解除すると入手できます。画面の気になる部分をタップしたりこすったり、ときにはスマホを傾けたり、振ったり...あらゆることを試してみましょう。


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    アイテムも重要です。一覧からアイテムを選択→画面をタップすれば使用できます。ゲームが進むにつれ解除方法も複雑になるので、「ITEM(アイテム)」「COMBINE(コンバイン)」コマンドを活用しないと解けない謎も。


    脱出ゲームって孤独な戦いが常ですが、パートナーがいるとかなり感触が変わりますね。私の場合、「高校生バイトにいいとこ見せたる」とかいう、ワケのわからない先輩気分で奮起しました。


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    ちなみにこの『潜入ゲーム』シリーズ、一般ユーザーや企業とのコラボ展開も視野に入れているようです。同作の世界観を生かして、ゲームのアイデアやライトノベル、二次創作(非商用)の一般公募、企業とのタイアップなども募集しており、今後のストーリーに使われたり、電子書籍化されるとのこと。ゲーム制作に興味のある人は、公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょう。

    単なるカジュアルゲームで完結しない、こうしたユーザー参加型プロジェクトが盛り上がれば、いずれ斬新なコンテンツも誕生するのかなーという意味でも、本シリーズに注目しています。


    利用時間:2時間ほど
    使用端末: iPod touch(第4世代)
    OS:6.1.3
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    発売元:株式会社シーエスレポーターズ
    更新日:2013年5月30日
    価格:無料(課金シナリオ有り)
    対応機種:iOS 5.1以降

    (鈴木沙利)

     

    RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/app/games/2013/06/app.sennyu_ios.html
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