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本日の変形マシンはコチラ!
どうも近頃は、スマホの筐体デザインがどれも同じに見えるというアナタに、こんなコンセプト・デザインをご紹介しましょう。上下に分割された本体が回転することでフル画面からブラック・ベリー風なキーボード付き端末に変身する『CELs phone』です。
三角形に分割された独自配列のキーボードとスクリーンを対面式に設置し、利用する機能によって通常のスマホ同様な全画面タイプ、画面とキーボードが半々になったスタイル、キーボードのみ...というように変形させて使うようですね。
ひとつのカタチで複数の処理をこなす「マルチタスク」でなく、単機能を追求する「ユニタスク」を標榜する設計思想なのだそうです。
電話とメッセージのやりとりだけならキーボード付き端末(や、ガラケー)がイチバンなのだ、という皆さんには、上の画像の電話形態が親しみやすく感じられるのでは?
ミュージック・プレイヤー形態では、先の電話モードとは本体の上下方向自体も反転している点に注目。電話用のキーと音楽再生などで使うキーが、別個に用意されているのもタッチパネル時代にあえて逆行する独特な発想です。
フルスクリーン・モードにした際に、ここまで継ぎ目が目立たないように作るためには、まだ技術的ブレイクスルーが必要にも思えますが、あくまで「製品化を前提としないコンセプト」ということで、ご容赦あれ。
iPhone以降ですっかり画一化されてしまったスマホのハードウェア・デザインも、こういったアイデアの積み重ねから、また新たなカタチが誕生してくるのかもしれませんね。
スマホ・コンセプトのトレンドは、シンプルへの回帰?:
CELs - Cell Phone by Sankalp Sinha [Yanko Design]
(ワタナベダイスケ)
RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/news/2013/06/CELsphone0603.html