もうこれ以上安いタブレットは発売されないかと
新製品発表ラッシュに沸く、台湾エイスースの新タブレットラインアップで特に注目の一品。それが、低価格ラインの新型7インチ・タブレット『MeMO Pad HD 7』です。
エイスースといえば、昨日発表された『Transformer Book Trio』に代表される、超絶合体変形マシーンの印象も強いのですが、グーグル・ブランドで販売されている『ネクサス7』の製造を担当するなど本来は基礎技術の高さにも定評のあるメーカーです。
そんなエイスースが基本に忠実に作り上げたメモパッドHD 7 、どれほどの実力を持っているのか探ってみましょう。
とにかく低価格! ネクサス7より安い!
まず最大の特徴となりそうなのが、その価格設定。内蔵の記憶容量が8GBのモデルで129ドル、16GBの上位モデルでも149ドルとされており、仮に日本で発売されたとしても1万円チョイから1万円台なかばとなりそうな感覚。
現行のネクサス7が16GBで19,800円、32GBで24,800円なのでお値ごろ感で言えば新型のメモパッドHD 7が優勢となりそうな気配。記憶容量の差はmicroSDによる増設で補うことが可能です。
ネクサス7に匹敵するスペック+背面カメラ!
価格帯からもわかるように、決して高性能機ではないメモパッドHD 7ですが、発売からそれなりに経過しているネクサス7との比較ならスペックでもひけをとりません。
画面の解像度は1280×800ピクセルでネクサス7と全く互角、プロセッサもネクサスのテグラ3とは異なるものの、ともにクアッドコアCPU。
重量ではネクサスの340グラムに対して302グラムと軽量化された上に、ネクサス7にはなかった背面カメラ(500万画素)が追加されました。
女性やライトユーザーにとっては黒、白、ピンク、緑のカラーバリエーションが用意されるのも魅力。タブレットでカラバリ展開って意外と少ないんです。
日本で発売されるかは現時点で不明ですが、もし手に入るようになればタブレット初心者やホビーユーザーにとっては非常に有力な選択肢となりそう。今からチェックしておきたい注目製品となることは間違いなしですね。
ところで新型ネクサス7は どうなったのさ?:
Asus Memo Pad HD 7 - Tablets [CNET]
(ワタナベダイスケ)