ハッチ「(^_^)その本すっごく面白かったよ!」飼い主「ホント? どこがとくに面白かった?」ハッチ「(゜。゜)えっ...(絶句)」
スマホでレトロな雰囲気を堪能しつつ、デジタルペットを飼育することのできるゲームが『Hatchi(ハッチ)』です。
一昔前たまごっちが社会現象になりましたが、あれをAndroidアプリで表現した感じです。例に漏れず自分も、昔育てまくりました。丹精込めて育てたのにおやじになったときの喪失感。それが耐えられなく、肌身離さず持ち歩いてたなあ(しかも白でした)。てんしっちとかいうのも5~6千円ぐらいで買った記憶があります。黒歴史。
本アプリはどこまで、当時の感覚を呼び起こしてくれるのでしょうか。試してみました。
卵をコツンコツンとタップする(音もかなりデジタルっぽくて良い)と、丸っこいのが生まれました。「親父ハッチ」と名づけてあげるとよほど名前を気に入ったのか、無表情でピョンピョン跳ねています。そんなに嬉しいか。良かった良かった。
画面上にパラメーターがあるのが分かります。海外のアプリなので全部英語です。
HUNGER...空腹,HYGIENE...衛生状態,SMARTS...利口さ,ACTIVE...元気具合,ENERGY...活力,HAPPY...幸福度
といった感じでしょうか。画面下部にはそれぞれのパラメータに対応したアイコン(食事、おむつ、スポーツ、薬など)があるので、ハッチの体調をみつつ育てるという感じですね。
とりあえず、エサあげて見ましょうか。りんご、パン、アイス、色々ありますが、とりあえずりんご。
(゜。゜)こんな顔をしながら一瞬でりんごを食べてしまいました。ハンバーガーもあげたら空腹度が満タンになったので、じゃあ次はレクリエーションをしよう。ゲーム、本、スポーツのアイコンがあります。本を選んで見ます。
お~初めて笑った。(^_^)という、メール時かなりつぶしがきく顔でニコニコ。そのせいか心なしか愛想笑いに見えてしまう。「面白い話だね! 超クールだわ! すごい!(棒)」とかだったら悲しい。ゲームは心から楽しんでくれるかなあ。
ゲームをタップしたら、すごいことを発見。なんと、通常の愛想笑いモードに移るのではなく、実際にミニゲームを楽しめるようです。計6種類用意されており、どれもシンプルで直感的なもの。
例えば、「Hatchi Squares」というのをやってみると、正方形の9つのマスにお互いのマークで交互に埋めていき、先に一列揃った方が勝ちという、いわゆる○×ゲームでした。ハッチにチャンスを与えてもあえてスルーしてくれたりと、ここでも飼い主思いのハッチを見れて笑ってしまった。勝つと、お金をゲットできます。
さてゲットしたお金をたずさえてお店のアイコンをタップしてみたところ、ブドウやイチゴなどの食べ物や、瞬時にパラメータを満たす薬、ハッチの色変更など、色々売られています。課金じゃない点がすごく嬉しい。
しばらく放っておいたら、病気と粗相をしており、ちょっと決まりが悪そうな顔。ゴメン(涙)ちゃんとウィジェットにおいて、いつでも様子見れるようにしとくから。でも、ちょっと面積とりすぎじゃね...?
そんな感じで、たまごっちを意識したゲームであることは間違いないと思いますが、ゲーム内ミニゲームや、ショップでの購入など、かなりやり込み要素があり個人的に良アプリだと思いました。とくに、ハッチの愛想笑い(ではないだろうけど)がお気に入りです。これからもオモローな本沢山読んであげるね!
・初代「たまごっち」がスマホアプリに登場! 懐かしみながら育ててあげよう(・3・)
利用時間:5時間ほど
使用端末:IS12SH
OS:2.2、2.3
バージョン:2.71
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発売元:Portable Pixels Limited
更新日:2013/04/09
価格:104円(無料版あり)
対応機種:Android2.1以上
(斎藤栄孝)