これは興奮モノですな...ゴクリ
3Dシューティングゲーム『斑鳩(いかるが)』といえば、美麗なグラフィック、一風変わった斬新なシステム、硬派なストーリーなど、海外でも高い評価を受けたアーケードゲーム。それがまさかAndroidでプレイできるようになるとは...Gゲーさんはやってくれますね。
一方、知らない人も多いかと思うので、まずは序盤のプレイ動画をどうぞ。(動画は家庭用移植版です:YouTubeより)
「あれ?」ってなりました? 実はこのシューティングゲーム、ある条件を満たしていれば敵の弾に当たっても良いんです。むしろ当たった方が良いときもあるくらい。
他にも面白い独特なシステムがいくつかあるので軽く紹介します。
■白が黒に黒が白に?
自機は「CHANGE」ボタンをタップするごとに見た目が、白黒白黒...と交互に切り替わります。白い時は「白属性」、黒い時は「黒属性」となり、相手も同じく白属性の敵と黒属性の敵がいて、その属性をうまく切り替えながら攻撃、防御をして進めます。
簡単にまとめると、
敵:白属性 → 自機:白属性 吸収、ノーダメージ自機:白属性 → 敵:黒属性 2倍のダメージ、当たり判定大
(→は攻撃の方向)
※ 属性が逆の場合も同様。また、敵は切り替わったり吸収したりはしません。
なのでミスとなるのは、「自機と逆属性の弾に当たった時」「直接敵、地形に触れたとき」「属性切り替え中の被弾」の3つ。少しわかりづらいですが、とりあえず「同属性の敵弾を吸収できる」ということです。他にも「同属性の敵を破壊すると撃ち返し弾が発生」「吸収すればするほど撃てるホーミングレーザー[力の解放]」などかなり考えられていて、やっていて「おもしれぇ...」と独り言を言いそうになりました。いや、ホントに。
■頭を使うパターンと見事な演出
ステージによって地形も様々で、時には狭い空間の中で当たらないような緻密な動きが要求されたり、属性の切り替えのタイミングがシビアなところもあったり、良い緊張感があってダレません。ボス戦もパターンを探したりなど、攻略するのが楽しいボスばかりなので、難しくても飽きません。
壮大なBGMも聴き応えバッチリで、その切り替わるタイミングも素晴らしく、プレイを盛り上げてくれます。
■スマホで斑鳩いけるが?
元がアーケードなので、やはり少しスマホでの操作性は悪いとは思います。それでも上の画像のように、「SHOT」ボタンなどの位置を変えたり、「タップ」「マルチタップ」にボタンを割り振れたりと、スマホ向きにカスタムできるようになっているので、慣れれば大丈夫だと思います。
自分はGALAXY Note(SC-05D)でプレイしましたが、処理落ちなどは画質を「HIGH」にしても意外なほどなく、頑張っている印象でした(入っているアプリの量にもよるとは思いますが...)。でもプレイしやすいのは大きさ的にもNexus 7が一番でした(個人的にはシューティングゲー端末)。
ちなみに2人同時プレイはできませんが、2P機である「銀鶏(ぎんけい)」は使えますよー。
まだまだ紹介しきれない「チェインコンボ」などの得点システムや、「ドットイート」とよばれるショットを使わないでのプレイなど、やり込み要素たくさんの本作。800円+Gゲーアカウントが必要ですが、好きな方、面白そうと思った方は是非! オススメです。
(あとこれは内緒ですが、何度でもリトライできるので、だれでもエンディングが見られますよー...ヒソヒソ)
[斑鳩 ikaruga Chapter 1 - 理想 idea via YouTube]
利用時間:1時間ほど
使用端末:GALAXY Note(SC-05D)
OS:4.0.4
バージョン:12.10.04
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発売元:Gゲー
更新日:2012年12月13日
価格:¥800
対応機種:Android2.1 以上
(宮原れい)