まるでスマホ・タブレット関連商品の見本市のようです。
いま開催されている『東京おもちゃショー2013』、驚くべきことにスマホ・タブレット関連のおもちゃのオンパレードです。これにはスマホ大好きTABROIDもビックリ。
特に目をひいたのが、スマホ型のおもちゃ製品の数々です。大人が肌身離さず持っているスマホは、やっぱり子どもたちの興味の対象ですもんね。
そんなことを思いながら会場をまわっていると、どうもスマホ型おもちゃは男の子向けよりも女の子向けのものが多い気がしてきたんです。
今のプリキュアはスマホ型アイテム『ラブリーコミューン』で変身するニャ
セガトイズの『ジュエルポッド』はカメラ撮影してデコれるスマホ型トイ。プレミアム、ダイアモンドプレミアム...と格付けがあるのも女子のココロをくすぐる...?
『イケメン』アプリがプリインストールされている!
う〜ん、どうしてスマホ型おもちゃは女子向けばっかりなんだろう...
そんな疑問を、某大手おもちゃメーカーさんのブース担当者の方にぶつけると、思わず納得のコメントをいただくことができましたよ。
――スマホ型おもちゃは各社とも、男児向けより女児向けのラインアップが圧倒的に充実しているように思えるのですが...?
「はい。男子と女子では遊びの方向性が全く違います。女子は ままごと や 人形あそび など、遊びのなかにコミュニケーション性を求める傾向があるんです。そこにスマホという、まさに究極のコミュニケーションツールがぴったりとハマったわけですね。」
――なるほど! 非常に合点が行きました。逆に男児の遊び方ってどんな傾向なんですか?
「男児の場合は、なんといっても戦いたいという気持ちが強いんです。スマホの形でもなんでも、とにかく最終的にはバトルにならないと盛り上がってくれない。ですので男児向け製品でスマホ型のものも、カードゲームとかバトルの要素が入っているのです。」
さすが本業。わかりやすく的確な分析を披露していただきました。
言われてみれば確かに男児向けはムシキングなど、カタチはスマホでも内容はバトル要素が中心のものとなっていますね。おもちゃ業界の工夫の一端にちょっとだけ触れることができたように思えます。
意外な視点から、ヒット商品を生み出すヒントをもらえるかも知れない『東京おもちゃショー2013』の一般公開は6月15・16日の土日、東京ビッグサイトに開催中ですよ!
これは大きい男の子向け。俺得。:
・自衛隊公認ソーシャルゲーム! 制服むすめと装備を集めたい『ふるさと自衛隊』[ #東京おもちゃショー ]
[東京おもちゃショー2013 INTERNATIONAL TOKYO TOY SHOW]
(ワタナベダイスケ)