スマホの電力消費量は端末によってけっこう違うんです(しみじみ)
仮に同じ容量のバッテリーを搭載していたとしても、機種によって内部部品の違いでバッテリーの持続時間は大きく変わってきます。特に各メーカーがしのぎを削って様々なモデルをリリースしているAndroidではその差も大きくなるはず。
そこで国内スマホ端末メーカーの一角を担うシャープから登場したアプリが、ゲームを遊びながら自分の端末のバッテリー・スタミナを測定できる『スタミナパワーチェッカー』です。
省電力を売りのひとつとする『AQUOS PHONE ZETA SH-02E』発売記念アプリとのことですがシャープ以外の端末にも数多く対応していますよ。
この『スタミナパワーチェッカー』には4つのミニゲームが収録されていて、これらをプレイしている間にアプリが端末のバッテリー消費を測定してくれます。さっそくゲーム内容をざっくりとご紹介しましょう。
シャープ製品のプロモーション映像を観て、その内容から出題されるクイズに答えるゲームです。
ぶっちゃけコマーシャル感アリアリよね〜と思っていたのですが、実際観てみたら面白かったですヨ。海辺で扇風機の羽根をフリスビーよろしくブン投げてみるとかノリノリの様子が伝わってきます。
(注:絶対にマネしないでください)
見本画像と問題画像を画面の左右フリックで切り替えながら間違い探しをします。見つけたら問題画像上でその場所をタッチ!
規定の時間でストップウォッチを止めるゲームです。スタートのタイミングにちょっとクセがあるので要注意ですよ!
画面上の25枚のパネルから指定された数字を素早くタッチしていきます。これって得意な人がプレイしてるの見るとものすごい速さでビックリするんですよね〜。
いや〜、なかなか楽しめました。シャープもゲームアプリ作れるんじゃん〜...って思わず本題を忘れかけてしまいましたが、このアプリはバッテリーチェッカーなんですよね。
というワケで、編集部で4つの端末を使ってみた結果を画像でお見せしましょう。ただ、これは端末固有の差もありますがあくまで目安ですのでその点はご留意ください。バックグラウンドで動いているアプリによってもこの結果は大きく変わってきます。
↓ まずは編集部のギャラクシーS3から。
このゲームを1時間プレイした際に見込まれるバッテリー消費量は16.9%です。他のアプリを機動していない状態であればだいたいこのくらいの数値になるのかな。
↓ 続いてオサダ編集長のファーウェイGS03
電池消費量40%と先ほどのギャラクシーに比べて倍以上の消費量ですね。ここでやはり起動中の他アプリの影響が出たか。
↓ そして編集部員常用の端末をもうひとつ。編集部伊藤のエルーガP-07です。
やはり編集長のGS03同様、40%近い数値が出ています。やはり機種による差よりもバックグラウンドで動いているアプリなどに大きくバッテリー消費量が左右されているのが目に見えてわかります。
↓ そこでものは試しに、と筆者ワタナベのHTC Jで試してみたのが下の画像。
ここまでで比較してきた端末とハードウェア的にはそこまで大きな違いはなさそうなものですが、なんと消費量60%です。
種明かしをすると、これはHTC Jのせいでもなんでもなく僕がこのテスト時にWimax、GPS、テザリングなどを片っ端からオンにしていたため。
この結果からもわかる通りあくまでもその時点での環境によって大きく結果は左右されますが、ゲームで遊びながら周りの人たちとこうやってバッテリー消費量の比較をしてみるのも面白いと思います。あまりにも消費が激しかったらインストールしてるアプリを今一度見直すいい機会になるかもしれません。
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使用端末:HTC J ISW13HT、他。
OS:4.0.4
バージョン:1.1
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発売元:シャープ・プロモーション
更新日:2012年1月7日
価格:無料
対応機種:2.3.3~4.0.3
(ワタナベダイスケ)