しかも、キャリアを介さずSIMフリーで提供とな!
本日、ネクサス7の製造でお馴染みの台湾エイスース(ASUS)が合体機構によってタブレットとして利用可能なスマホ『PadFone2』の日本国内での発売を正式に発表しました。
PadFone2は4.7インチ画面を持つスマホをコアとしてドッキングステーションと合体させると10.1インチタブレットに早変わりするという面白い仕組みを持った端末。その利用シーンは以下の公式動画を観てもらえると一目瞭然かと思います。
海外では昨年後半に発売済みですが、今回の国内発売で注目すべき点にキャリアを介さずSIMフリー端末での販売となること。その気になるスペックを以下にまとめてみましょう。
Androidのバージョンは4.1.1、スマホ本体側のハードウェアには1.5Ghz クアッドコアCPUと2GBのメインメモリを搭載する最近のハイスペックモデル定番の仕様に加え、従来モデルではシャープ以外にはあまり例を見なかったIGZO液晶の装備によって1,280×720ドットのHD画質を実現しています。
背面のぐるぐる渦巻き模様が同社のキーボード合体タブレットTFシリーズを彷彿とさせるデザイン上のポイントになっていますね。
スマホ本体とのドッキングを前提としているためタブレット側は単体では使用できず画面もIGZOではないのが残念ですが、追加バッテリーを内蔵しておりドッキング時には稼働時間をスマホ単体時のおよそ2.5倍に延長することができます。
スマホとタブレットを同時に併用はできないものの、スマホ側のデータをダイレクトにタブレットで取り扱うことが可能なのでデータの同期、転送が不要なのがメリットと言えそう。先の動画でもあったようにスマホで撮影した動画を即タブレットの大画面でみんなと鑑賞するといった使い方はかなり楽しそうですよね。
SIMフリーということで気になるのが通信方式ですが、3Gの通信にはW-CDMAを採用。国内ではau以外のキャリアで利用できると考えられます。ただしSIMカードはmicroSIMのみに適合。
希望小売価格は79,800円、発売予定日は2013年1月12日となっておりもうすぐ実物にもお目にかかることができそうです。お値段はちょっと高くも感じますが、高性能スマホとタブレットをまとめ買いすると思えばこれはこれで大いにアリなプライスなようにも思えますね〜。
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(ワタナベダイスケ)