これにはジョブズも苦笑?
アップルの最新機種として注目を集める「iPhoneライト」のリーク端末を紹介するふりをして、自社のAndroid端末をPRする、とってもチャッカリしてる会社をCNET Japanが紹介してくれました。
むむむ、何やら言ってることがわかるようなわからないような。聞いたことがあるような無いような。情報元のTechdy Blogを読んでみましょう。
記事タイトルは「iPhoneライト」のみ言及
「アップルの廉価版iPhoneのハンズオン(動画あり!)」なる記事タイトルが目に入れば、連想するのはiPhoneライトのリーク端末のハンズオンですよね。
読者には熱心なアップルファンもいらっしゃるでしょう、奇をてらった記事は求められていないようですが...
充実したハンズオン記事
30を超える画像が掲載され、中には分解画像もアリ! しかも本稿にはリーク系記事としては珍しい動画まであります。
実はハンズオンされている端末が本物かどうかは不明ですが、そんなツッコミも忘れてしまうほど、ガジェット ファンには惹きこまれる魂の記事です。
「ほうほう、iPhoneライトはきっとこんな端末なんだろうな」と、記事から想像した端末を頭の中でいじり倒していると... ん、なんだこりゃ!
「ワン モア シング」
「iPhoneライトのデザインをもとに、我々はお手頃なAndroidスマートフォンを開発しました。その名もベーシック ベアです」
ジョブズの名台詞の後、なぜかAndroidスマートフォンをPR。ちなみに価格は199ドルで、スペックもソコソコ。しかもiPhoneライトと同様に5色展開。PRの場違い感は否みえませんが、お買い得であることは間違いないでしょう。
アップルは公に廉価版iPhoneの存在を認めていませんし、まして本体も明らかにしていません。それを逆手に取り、嘘か真かわからぬリーク端末のハンズオンを公開して、さらに自社AndroidもPRするなんて...
いやはや、見事なマーケティングというしかありませんね。
[TECHDY BLOG via CNET Japan]
(伊藤ハワイアン耕平)